コメディ映画『マイ・ビッグ・ファット・ウェディング』で主演&脚本を担ったニア・ヴァルダロスが、シェリル・ストレイドの同名小説を舞台化した『Tiny Beautiful Things』に出演することが明らかとなった。米BROADWAY.COMが伝えている。
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『Tiny Beautiful Things』の主人公は、ウェブサイト「The Rumpus」でシュガーと名乗るコラムニスト。ユーザーから寄せられる恋愛の悩みや人生相談に、自分の個人的な経験をシェアしながらアドバイスしていく様子が綴られる作品。かつて、シュガーと名乗っていたストレイドの実体験が下敷きとなっている。
ニアはシュガー役を演じ、本作を演出するのは、現在ブロードウェイで大ヒットを飛ばしているミュージカル『Hamilton』で演出を手掛け、第70回トニー賞ミュージカル部門演出賞にノミネートされているトーマス・カイル。
2002年に、『マイ・ビッグ・ファット・ウェディング』が世界的なヒットとなったことで、翌年にはTVシリーズ『マイ・ビッグ・ファット・ライフ!』が製作され、ニアは共同製作総指揮と出演を兼任。2016年3月には、全米でオリジナルの続編となる『My Big Fat Greek Wedding 2(原題)』が公開された。ニアは、24時間で舞台を作り上げる「The 24 Hour Plays」というイベントや、チャリティイベントにて演劇『Chance & Chemistry』でブロードウェイの舞台を踏んだことはあるが、『Tiny Beautiful Things』が本格的にブロードウェイデビューとなる。
ニアが出演する本作はパブリック・シアターにて、11月15日(火)から12月18日(日)まで上演される予定。