恋人と一緒に見たくなるミュージカル映画【5選】

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恋人と一緒に見たくなるミュージカル映画【5選】

ミュージカル映画と言えば、華やかでロマンティックな世界観と耳に残るナンバーの数々が魅力。大切な人と一緒に見るにはぴったりな作品だと思います。今回、編集部が選ぶ、恋人と一緒に見たいミュージカル映画をピックアップしてみました。

目次

映画『美女と野獣』

ミュージカル映画と言えば、ディズニー作品を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。その中でもおすすめしたいのが、2017年に公開された映画『美女と野獣』です。ディズニー・アニメーション不朽の名作『美女と野獣』をディズニーが実写リメイクした本作は、エマ・ワトソンさんが演じたベルや、最新のCG技術などを駆使して表現されたお城やルミエールらかわいらしいキャラクターの再現度が素晴らしく、大きな話題となっていました。

魔女の呪いによって野獣の姿に変えられてしまった美しい王子と、心に孤独を抱えながらも、自分の輝きを信じて生きる、聡明で美しい女性・ベルのむずがゆくも愛おしいラブストーリーを展開。幻想的ながら繊細な心の揺れ動きも感じることができる作品です。

字幕版のオリジナル音源も魅力的ですが、吹替えを務める昆夏美さん、山崎育三郎さん、岩崎宏美さん、成河さん、小倉久寛さん、濱田めぐみさん、島田歌穂さんら豪華キャスト陣の歌声も素晴らしく、どちらも十分に楽しむことができます。

編集部的ロマンティックなおすすめナンバーは「愛の芽生え」。ベルと野獣が何気ない日々を過ごすことで徐々に心の距離を近づけていくシーンで歌われるナンバーで、恋したての初々しい時に感じるあたたかい感情を改めて思い出させてくれます。

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映画『ウエスト・サイド・ストーリー』

誰もが知る不朽の名作『ウエスト・サイド物語』。今回は、この名作をスティーブン・スピルバーグ監督がリメイクし話題となった2021年版の『ウエスト・サイド・ストーリー』をおすすめしたいと思います。

対立するグループによって引き裂かれたアメリカ・ニューヨークのウエスト・サイドを舞台に “禁断の愛”の物語が描かれた本作。スピルバーグ監督が幼少期からの夢を叶えた念願の企画ということもあり、自ら「キャリアの集大成」と言う映画の仕上がりは圧巻の一言。それを裏付けるかのように、本作は「第79 回ゴールデングローブ賞」で作品賞や主演女優賞、助演女優賞、「第94回アカデミー賞授賞式」でも助演女優賞を受賞するほどの高評価を得ました。

フレッシュなキャストによるリメイク版は、色鮮やかな世界観の中でコントラストがより濃く浮き出ており、一生懸命生きる若者のエネルギーをダイレクトに感じることができます。

編集部的ロマンティックなおすすめナンバーは、2人が結婚を夢見て永遠の愛を誓いあう『One Hand, One Heart』。今作ではオリジナル版と違う描かれ方をしており、この場面が挿入されることで互いの知らない過去を教え合う時間が増え、しっかりと愛を深めていることを感じることが出来ます。

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映画『ムーラン・ルージュ』

2001年にニコール・キッドマンさん、ユアン・マクレガーさんの主演で公開された映画『ムーラン・ルージュ』は、2023年に日本でもミュージカル化され話題となった作品です。舞台は1899年、パリの魅惑的なナイトクラブ、ムーラン・ルージュで、作家を目指してパリに出てきたばかりのクリスチャンとクラブの花形スターであり高級娼婦のサティーンが出会ったことから物語が始まります。

純粋無垢で「愛さえあればいい」と言うクリスチャンと、自分の夢のために何でもしてきたサティーン。クリスチャンが紡ぐ愛の調べを聞いて初めて本当の愛を知ったサティーンの葛藤が、話が進むにつれ深刻になっていき胸が締め付けられるのですが、それでも2人の姿を見ていると眩しいくらいに輝いているのがとても魅力的です。初々しくかわいらしいじゃれ合いに、2人の幸せをひたすらに願いたくなり、愛する人が傍にいる尊さを感じさせてくれます。

編集部的おすすめナンバーは、「El Tango De Roxanne」。「Your Song」や「The Sparkling Diamond」「Elephant Love Medley」など、名曲そろいの本作ですが、その中でもアルゼンチン人が低音を力強く響かせ歌う「El Tango De Roxanne」をピックアップ。ひたすらに純粋無垢だったクリスチャンが、初めて嫉妬を覚え闇を背負っていくようになっていくこのシーンは、燃え滾るような愛の強さを感じることができ、ある種の感動を覚えます。

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映画『アラジン』

ディズニー作品からもう1作ご紹介したいと思います。2019年に実写リメイク版として公開された『アラジン』は、ウィル・スミスのジーニーがあまりにもハマり役で、日本語吹替え版を1993年に日本公開されたアニメ映画版でジーニーの声を務めた山寺宏一さんが担当したこともあり、大きな話題になりました。

貧しくも清らかな心を持ち、人生を変えたいと願っている青年アラジンと王宮の外の世界での自由を求める王女ジャスミンの物語が描かれる本作。アラジンが “3つの願い”を叶えることができる“ランプの魔人”ジーニーと出会ったことで、胸躍る“冒険アクション”と、身分を超えた“真実の愛”が動き出すのですが、とあるキャラクターの語りから始まるオープニングから、華やかなダンスシーンが見られるエンディングまでひたすらドキドキワクワクするような要素が散りばめられた作品となっています。

編集部的おすすめナンバーは、「Speechless」。ここは実写リメイク版のオリジナルの要素で、王女の立場に縛られない自由を求めるジャスミンの強い意志を感じられます。ジャスミンの魅力となっている美しく力強い姿がより濃く表現されており、これはアラジンもより惚れてしまうな、と思ってしまうようなナンバーです。

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映画『ラ・ラ・ランド』

アメリカで2016年12月に公開され、日本を含めた全世界で大ヒットした映画『ラ・ラ・ランド』。アカデミー賞を含む50を超える賞を受賞し劇的なブームを巻き起こした『セッション』を手掛けたデイミアン・チャゼル監督の作品で、歌・音楽・ダンス・物語、すべてがオリジナルのミュージカル映画です。渋滞した道路で繰り広げられる壮大なダンスが印象に残ってる人も多いのではないでしょうか。

俳優を目指すミアと、ピアニストを目指すセブが紡いでいく恋愛の物語。鮮やかな世界観で紡がれる、一度聞いたら耳から離れないメロディアスな楽曲、彩り豊かなダンスに魅了される演出の中、リアルで切ない現代のロマンスが描かれているのがなんとも心締め付けられます。

編集部的おすすめナンバーは、「Audition (The Fools Who Dream)」。映画の終盤、夢を諦めかけたミアがオーディションで歌ったナンバーで、夢を追いかける人々へのエールのような楽曲となっています。それは自分とセブにも当てはまるもので、このが曲によって2人の運命は大きく変わっていくことになります。2人にとっての本当の幸せはどこにあったのか。考えさせられる1作です。

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(文:エンタステージ編集部3号)

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この記事を書いた人

舞台・映画・YouTubeなどが好きな生粋のエンタメっ子。現場取材や動画撮影・編集などやってます。人生で一番好きな作品は映画『ムーラン・ルージュ』(ミュージカルも最高!)。休日は推し活に勤しんでます。動画編集のスキルアップ中!よろしくお願いします。

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