1987年に公開され世界的大ヒットとなり、サウンドトラックもチャートを賑わせたダンス映画『ダーティー・ダンシング』。米ABCが製作するTV映画リメイク版に、英版『Xファクター』で審査員を務めたこともあるニコール・シャージンガーが出演することが明らかとなった。米BROADWAY.COMが報じている。
一家で避暑地を訪れた大学生のベイビーことフランシスは、ダンス・インストラクターのジョニーと出会って夢中になってしまう。セクシーなダンスが特徴的なダーティー・ダンシング(マンボ)をたまたま目にした彼女は、ジョニーからレッスンを受けることになるが…。1960年代を舞台に、フランシスの恋と成長が熱いダンスと音楽に乗せて描かれる作品だ。
ニコールは、ジョニーの元ダンスパートナーのペニー役を演じるとのこと。すでに主役フランシスは、映画『リトル・ミス・サンシャイン』の演技で、アカデミー賞助演女優にノミネートされた経歴を持つアビゲイル・ブレスリンに決定している。
ニコールは、人気ガールズグループ、プッシーキャット・ドールズのリーダーとして活躍した後にソロに転身。女優として人気コメディドラマ『ママと恋に落ちるまで』などにゲスト出演し、2015年にロンドンでリバイバル上演されたミュージカル『キャッツ』では、ローレンス・オリヴィエ賞ミュージカル部門助演女優賞にノミネートされたこともある実力の持ち主だ。
ニコールが久々にスモールスクリーンにカムバックする『ダーティー・ダンシング』は、今春から撮影開始予定。