1989年に公開され、故ロビン・ウィリアムズが主演した青春ドラマ映画『いまを生きる』が、オフブロードウェイで甦ることとなった。米BROADWAY.COMが報じている。
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1959年のバーモントを舞台にした『いまを生きる』の主人公は、全寮制の名門進学校に赴任した英語教師ジョン・キーティング。型破りな授業の進め方で、詩の美しさや人生の素晴らしさを説くキーティングに感化された生徒たちが、かつて、キーティングが所属していた“死せる詩人の会”という同好会を復活させることに。こうして、生徒たちはキーティングとの絆を深めていくのだが、ある日、思いもよらぬ悲劇が彼らを襲うこととなる・・・。
本作は、イーサン・ホーク(『6才のボクが、大人になるまで。』)やジョシュ・チャールズ(『グッド・ワイフ』、ロバート・ショーン・レナード(『Dr.HOUSE ―ドクター・ハウス―』)といった、後にハリウッドを率いることになる人気俳優を輩出。今のところ、舞台版のキャスティングは未定だ。
映画版でペンを執ったトム・シュルマンは、本作でアカデミー賞脚本賞を受賞し、舞台版も彼が脚本を担うことに。演出は、ブロードウェイ版ミュージカル『スウィーニー・トッド 悪魔の理髪師』や、現在ブロードウェイで上演中の『カラーパープル』を手掛けるジョン・ドイルに決定している。
舞台版『いまを生きる』は、10月より公演が開幕する予定。