世界中の舞台で上演され、1955年には『野郎どもと女たち』のタイトルで、映画化もされている人気ミュージカル『ガイズ&ドールズ』。本作のリメイク映画版が、20世紀フォックスにより製作されることが明らかとなった。米BROADWAY.COMが報じている。
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『ガイズ&ドールズ』の主人公は、賭博師のネイサンとスカイ。14年越しの婚約者アデレイドがいながら、毎日ニューヨークでギャンブルに明け暮れるネイサンは、賭博場を開きたいが資金不足に陥っていた。そこで、ラスベガスで大勝ちして帰って来た仲間スカイに、お堅いことで有名な娘サラを落とせるかどうか賭けを挑み、資金獲得を目論むが・・・。
賭けで翻弄されてしまう男女4人の恋愛模様が描かれる本作は、1950年にブロードウェイで初演され、5回にわたってリバイバル公演が行われている。リメイク映画版でメガホンを取るのは、トニー賞演出賞を4度受賞したことがあるマイケル・グランデージ。彼は、2005年にロンドンのウェストエンドで上演されたリバイバル版で演出を手掛け、こちらには、ユアン・マクレガー(『スター・ウォーズ』シリーズ)やダグラス・ホッジ(『ダイアナ』)、ジェーン・クラコウスキー(『30 ROCK/サーティー・ロック』)らが登板していた。
現在、『ガイズ&ドールズ』はロンドン・ウェストエンドのフェニックス・シアターにて上演中で、映画『ピッチパーフェクト』シリーズのレベル・ウィルソンが、アデレイド役で出演することが報じられたばかり。
現段階で映画版の出演者は決まっていないが、2013年に20世紀フォックスが映画化権を獲得した際、スタジオは、チャニング・テイタム(『マジック・マイク』シリーズ)とジョセフ・ゴードン=レヴィット(『ザ・ウォーク』)を候補として挙げていたとのこと。人気俳優の出演が決まりそうな気配を見せていることもあり、キャスティングンが発表され次第お伝えしていきたい。