浅利慶太プロデュース公演第1弾『オンディーヌ』上演

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2015年4月19日(日)から5月5日(火・祝)まで東京・自由劇場にて、浅利慶太プロデュース公演第1弾『オンディーヌ』が上演される。浅利慶太は、2013年に創立60周年を迎えた劇団四季を創り上げた立役者の一人。芸術監督として同劇団を日本を代表する劇団に育て上げてきた、いわば“四季の顔”とも呼べる人物だが、2014年6月に劇団四季の社長を退任している。

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上演される『オンディーヌ』は劇団四季でも重要なレパートリーのひとつで、フランスの劇作家ジャン・ジロドゥによる作品。水の精オンディーヌと遍歴の騎士ハンスが織りなす愛の模様が、まるで詩のように美しい修辞で紡がれていく傑作戯曲だ。生命が次々と芽吹く美しいこの時期にこそふさわしいみずみずしさに満ちたドラマを、浅利の新たな演出により、劇団四季のOBとOGを中心とした出演者で上演する。

オンディーヌは水の妖精、自然美に光り輝き天衣無縫に振舞う少女。そのオンディーヌが嵐の夜、北欧の湖のほとりで憂愁の騎士ハンスと出会い、宿命的な愛の絆で結ばれる。しかし、人間を愛した水の精に水界の王は“もしハンスが心変わりすればその命を絶つ”という過酷な掟を言い渡す。オンディーヌは愛を貫き、ハンスの妻として宮廷生活を始めるが、自然の中では魅力的なオンディーヌの振舞いも、宮廷では不作法でしかない。いつしかハンスの心は王の養女ベルタ姫へと惹かれてゆく。すべてを知りつくしてもなお、ハンスを愛するオンディーヌ。水界の掟からハンスを救うため、自分が心変わりをしたと見せかけて姿を消してしまう。そしてハンスとベルタの婚礼の日。宮廷に連れ戻されたオンディーヌは、水界の王の前で自ら裏切りを証明しようとするが…。

出演は、野村玲子、笠松はる、坂本里咲、斉藤昭子、田野聖子、花岡久子、滝沢由佳、中村伝(客演 劇団四季)、笹岡所征矢、広瀬彰勇、山口嘉三、畠山典之、下村尊則ほか。浅利慶太プロデュース第1弾『オンディーヌ』は、2015年4月19日(日)から5月5日(火・祝)にて東京・自由劇場にて上演される。

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