大人気医療ドラマ『プライベート・プラクティス』のナオミ・ベネット役で知られるオードラ・マクドナルドが、ブロードウェイ・ミュージカル『Shuffle Along, Or, The Making of the Musical Sensation of 1921 and All That Followed』(以下『Shuffle Along』)に出演決定したことが明らかとなった。すでにトニー賞を6度受賞し、演劇界で確固たる地位を築いた彼女が舞台に戻ってくると、米BROADWAY.COMが報じている。
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『Shuffle Along』は、ストライド・ピアノの名手として知られる作曲家ユービー・ブレイクとシンガーのノーブル・シスルによるミュージカル。1921年、黒人が製作しキャスト全員が黒人による初めての作品として、ブロードウェイで初演された本作は大ヒットを記録。当選した黒人市長の周りで起こる騒動が描かれる本作で、オードラは1920年代のスター、ロッティー・ジー役を演じる。
オードラは、今までにビリー・ホリディを描いたミュージカル『レディ・デイ』や『回転木馬』『A Raisin in the Sun』といったミュージカルでトニー賞を6度受賞し、もはやブロードウェイでは重鎮的存在とも言える。またスクリーンでも『サウンド・オブ・ミュージック LIVE!』や『ANNIE/アニー』などの作品に出演している。
ジョージ・C・ウルフ(『最後の初恋』)が演出し、セイヴィオン・グローヴァー(『ハッピーフィート』シリーズ)が振り付けを手掛ける『Shuffle Along』は、ミュージックボックス・シアターにて、2016年3月14日(火)からプレビュー公演が始まり、4月21日(木)から本公演が開幕する。なお、オードラはトニー賞を受賞した『レディ・デイ』のTV映画版に、ビリー・ホリデイ役で出演することも決定している。