崎山つばさと植田圭輔、心理テスト結果に「闇が深い」映画『クロガラス1』舞台挨拶レポート

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2019年3月9日(土)より、崎山つばさが主演する映画『クロガラス1』が公開された。その劇場公開を記念して、公開初日に東京・シネマート新宿にて舞台挨拶が行われ、崎山つばさ(黒斗役)、植田圭輔(悠哉役)、最上もが(日菜役)が登壇した。

本作では、黒斗、悠哉、日菜がチームを組んだ、金さえ払えばどんな危ない仕事も引き受けるダークヒーロー“クロガラス”が、アジア最大の歓楽街「新宿の裏社会」で起こるトラブルに立ち向かう物語。2部作となっており、Part.1が3月9日(土)より、Part.2が3月30日(土)より1週間限定レイトショーにて公開される。

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映画初出演にして初主演となる崎山。さらに、自身が初めて作詞を手掛けた楽曲「Re:quest」が主題歌として使用されていることもあって、登壇した崎山は「なみなみならぬ思いで撮りました。それを存分に舞台挨拶で披露できたらいいなと思っております」と本作にかける思いを披露。

植田は「崎山さんの初主演映画、崎山さんのなみなみならぬ思い、ひしひしと感じております(笑)」とコメント。続けて「この3人でしか出せないような関係性や、お芝居の作っていき方とかがちゃんとあって、そういった部分がとても印象深いです」と本作をアピールした。

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本作の印象的なシーンについて、崎山は「クロガラスの黒斗と言えば机を蹴るというイメージがあるのですが、蹴るたびにもがちゃんがビクッとするんです」と挙げると、最上は「毎回怖くて、本当に人を殺めているんじゃないかぐらいの勢いだから(笑)」と崎山の迫真の演技についてコメント。

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チェーンソーを扱ったシーンを挙げた植田は「人生で初めて本物を握ったんです。なかなか電源が入らないこともあって苦労しました」と撮影を振り返ると、司会から「これからチェーンソーを使う方に注意点は?」との質問に「あれは人に向けるものじゃありません(笑)」と冗談を飛ばした。

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続けて、事前に登壇者たちが受けた「裏社会耐性心理テスト」の結果が発表された。新宿の裏社会で生き抜くことが“出来る”人間に崎山と植田が、生き抜くことが“出来ない”に最上が、そして「表の顔と裏の顔が一番あるのは?」はというテストの結果は崎山と植田に。

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崎山と植田の心理テストの答えについて14問中の13問が全部同じだったことが明かされると、その仲良しぶりに崎山は「いや、ビックリ」、植田も「(キャラ的には)真逆なのにね」と驚きの声を上げた。二人のテスト結果を聞いた最上は「心の奥底の黒い部分は一緒かも(笑)」とぽつり。崎山は、無意識に崎山と同じポーズを取っていた植田に向けて「闇が深いな。だってポーズ一緒だもんな(笑)」と会場の笑いを誘った。

最上は、自分のテストの評価である「感情のコントロールがあまり得意ではなく、理不尽や不条理がある裏社会のストレスに耐えることが難しい」という文章に「当たってる。芸能界なんて裏社会みたいなもんじゃん(笑)」とブラックユーモアたっぷりでコメント。

最後にファンに向けて、植田は「こんなにひょうきんな役は今まであまり演じてこなかったので、やっていてとても楽しかったです。崎山くんが演じる黒斗タイプの役もなかなかないと思いますので、そういう部分も楽しんでください」と呼びかけた。

崎山は「『クロガラス1』『クロガラス2』の先に、続編やドラマ、漫画、ゲームなど、いろんな所に展開していきたいと感じている作品です。皆さんの力をお借りしつつ、先に続いていければいいな、と思っています」と締めた。

『クロガラス1』はシネマート新宿、シネマート心斎橋にて絶賛公開中。『クロガラス2』は3月30日(土)より公開される。

【あらすじ】
ストクラブ「EDEL」の新人ホスト・和輝は頭を抱え悩んでいた。常連客の舞衣が多額のツケを残したまま飛んでしまったのだ。自分の指名客を増やす為にツケで客を飲ませることはホストの世界ではよくあること。舞衣は、職業はOLだと名乗りながら、一晩で数十万円を使ってくれたこともあった。その舞衣が突然、姿を眩ましたのだ。

そして店からのツケの催促、和輝はホストクラブの代表、翔から「1週間以内に舞衣を見つけ出すか、自分で金を用意しろ」と600万円のツケの回収を迫られる。もしもツケの回収ができなければ、和輝の人生は終わりを告げる・・・。

そんな崖っぷちの和輝が、裏通りにある古い雑居ビルの一室にやってくる。殺風景な事務所の中に解決屋『クロガラス』のメンバーたちがいた。和輝は取り戻した金額の半分に当たる300万円の成功報酬を条件に、黒斗たちに舞衣の捜索を依頼する。

そして黒斗、悠哉、日菜の3人は、和輝と共に舞衣の捜索を開始するが、事態は思わぬ方向へと転がっていく―。

(C)エイベックス・ピクチャーズ

(取材・文・撮影/櫻井宏充 )

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この記事を書いた人

演劇、海外ドラマ、映画、音楽などをマルチに扱うエンタメライター。エンタステージ立ち上げからライターとして参加し、小劇場から大劇場のストレートプレイにミュージカル、2.5次元、海外戯曲など幅広いジャンルにおいて演劇作品の魅力を日々お伝えしています!

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