寺西拓人(ジャニーズJr.)初主演舞台『マラソン』は矢田悠祐と走りっぱなしの二人芝居

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2019年5月末から6月にかけて、舞台『マラソン』の上演が決定した。マラソンを題材とした本作は、孤独な自己との葛藤、互いの思いやり、そして現実の厳しさを、人間の基本的な行為=「走る」ことをテーマに描いた二人芝居。最大の特徴は、上演時間70分を通して、二人の男性が常に舞台上で走っていること。まさにマラソンのような作品だ。

出演は、本作品が初主演となる寺西拓人(ジャニーズJr.)、そして寺西と3作目の共演となる矢田悠祐。演出は、二人が出演した『THE CIRCUS!-エピソード2-』の演出・振付を手掛けたTETSUHARUが担当する。

舞台は現代の都市部。寺西と矢田が演じる幼なじみ二人は市内マラソンに出場するためにトレーニングで郊外をランニングしているが、走りながらもちょっとした言い争いや、思い出話など話が尽きない。話しながら延々と走る二人。時にコメディのような会話からはそれぞれの趣味や日常、人間性までもが浮かんでくるうち、やがて思いがけない姿まで見えてきて・・・。

ステージの形状は、舞台上や通路を走り回る二人の息遣いを劇場のそこかしこで感じられるように、両サイドに客席があるセンターステージを採用。さらに、公演ごとに二人の配役を入れ替えるという。

上演発表にあたり、演出のTETSUHARU、寺西、矢田から以下のコメントが届いた。

◆TETSUHARU(演出)
二人芝居の演出、というお話をいただいて作品を知り、おもしろそう!とすぐお受けしました。走る動きが中心なので舞台上でどう表現できるか、構想しているところです。マラソンは、人生や生きることそのものによく例えられるように、それを象徴するドラマでもあると思います。東京オリンピック・パラリンピックを控えた今、この作品を上演する意味も大きいと考えています。出演の二人はとても仲が良くて、魅力ある二人です。若いですがすでにいろんなステージを経験していて、ファンの方はお二人の色々な色をすでにご存知だと思うんです。今回は、まだ見たことのない新しい色を出せたら、と思います。

◆寺西拓人(ジャニーズJr.)
これまで歌・踊りのある作品に取り組んできたので、今回のお話をいただいて驚愕!です。初めての主演で、役の入れ替えのある二人芝居に挑戦させていただくので、難題へのプレッシャーもありますが、ストレートプレイにも取り組んでみたいと望んでいたので、とっても嬉しいですし、喜びを噛みしめています。矢田ちゃんとは2作品共演する中で、プライベートでも仲良くなりました。共演も楽しみです。今回の劇場はお客様との距離がとても近くて、舞台上の息遣いが伝わると同時に、客席の息遣いも舞台上に届くほどです。ずっと走っている芝居なので、体力が続くように走り込もうと思います。僕自身まだ未知なところも多く、ドキドキワクワクしています。一緒にぜひ楽しんでください。

◆矢田悠祐
実は、スポーツの中でもマラソンが一番苦手だったんです(笑)。瞬発系のゲーム性のあるスポーツとは違った性質があると思うので、普段から走って、テラと一緒にがんばっていければと思います。ストレートプレイに臨むのは久し振りです。TETSUHARUさんとは何度かご一緒させていただいていますが、ミュージカルとはまた違う作品作りになっていくと思いますし、芝居もすごく丁寧に見てくださる方なので楽しみです。センターステージという形ですし、TETSUHARUさんの発想も楽しみです。

舞台『マラソン』は、5月31日(金)から6月17日(月)まで東京・DDD青山クロスシアターにて上演される。チケットは、4月13日(土)より一般発売開始。

【シーエイティプロデュース公式(Stage Gate)】https://www.stagegate.jp/

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