2018年6月から7月にかけてシス・カンパニー公演/日本文学シアターVol.5『お蘭、登場』が上演される。本作は、劇作家の北村想とシス・カンパニーが、日本文学に大きな足跡を残した作家や名作へのリスペクトを込めてオリジナル戯曲を創作するシリーズの第5弾。これまで、太宰治『グッド・バイ』、夏目漱石『草枕』、長谷川伸『沓掛時次郎』、能『黒塚』と、様々な日本文学の世界にモチーフを求め、北村が自由な発想を炸裂させてきた人気シリーズが、いよいよ「江戸川乱歩」の世界にアプローチする。
江戸川乱歩と言えば、大正から昭和にかけて活躍した日本のミステリー界の礎を築いた巨星。今回、北村が取り上げるのは、大胆不敵な七変化で神出鬼没のヒロイン・お蘭。
妖しげな美女・お蘭に扮するのは、、『草枕』で紀伊國屋演劇賞個人賞、読売演劇大賞優秀女優賞を受賞した小泉今日子。そして、シリーズVol.1『グッドバイ』Vol.4『黒塚家の娘』に続き3作目の出演となる高橋克実、本シリーズ初登場となる堤真一が出演。演出は、これまでのシリーズ4作と同じく、寺十吾が続投する。
シス・カンパニー公演/日本文学シアターVol.5『お蘭、登場』は、6月16日(土)から7月16日(月・祝)まで東京・シアタートラムにて、7月19日(木)から7月26日(木)まで大阪・ サンケイホールブリーゼにて上演される。
【公式HP】http://www.siscompany.com/oran/