2016年11月23日(水・祝)から12月7日(水)まで東京・本多劇場にて、加藤健一事務所vol.98『誰も喋ってはならぬ!(原題:Une Heure de tranquillite)』が上演される。本作は、フランスの劇作家フロリアン・ゼレールのコメディ作品で、今回が日本初上演。演出は、堤泰之が手掛ける。
主人公ミシェル役を演じるのは加藤健一。その他、妻ナタリー役の島田歌穂、ミシェルの親友ピエール役の天宮良、ミシェルの愛人エルザ役の加藤忍、ミシェルとナタリーの息子セバスチャン役の中村龍介、配管工レオ役の新大久保鷹、階下の住人パヴェル役の渡辺徹が出演する。
【あらすじ】
フランスのアパルトマンの一室。ある日、長い間探し求めていた貴重なレコードを手に入れたミッシェルは大興奮のうちに帰宅する。念願のレコードを堪能するため、胸を弾ませながら早速ステレオのプレイボタンに指を掛けるミッシェルだったが、そんな時に限って次から次へと邪魔が入る。
深刻な面持ちで「話があるの」と詰め寄る妻のナタリーをなんとかなだめ、再び腰を落ち着けようとするが、今度は工事に来ていた配管工のレオが水漏れしてしまったと大騒ぎ。さらに、離れて暮らしていた息子のセバスチャンが帰って来るなり常軌を逸した発言を繰り返し、水が漏れてきたと言いに来た階下の住人パヴェルは空気を読まず居座る始末。ついには、
愛人のエルザまでもが「大事な話がある!」と押しかけて来た!
よりによってどうしてこんな時に?やがて、親友ピエールの訪れで、事態は修羅場へ・・・。果たして、ミッシェルに待ち受けている結末とは・・・?!
加藤健一事務所 vol.98『誰も喋ってはならぬ!』は、11月23日(水・祝)から12月7日(水)まで東京・本多劇場にて上演される。