2016年10月21日(金)より東京・北池袋 新生館シアターにて、劇団爆烈ゲキ情!の新作公演『夏終わったんです~秋なんです~』が上演される。劇団爆烈ゲキ情!は、2015年4月に正式発足された女性7名のみで構成される劇団。同年12月には旗揚げ公演『SUPER GIRL 夜が終わる時。』を上演している。
本作の脚本・演出を務めるのは、第7回せんがわ演劇コンクールにてグランプリをはじめ3冠に輝いた制作ユニット「情熱のフラミンゴ」を主宰する島村和秀。持ち前の遊び心と独特のシニカルな笑いで、三姉妹の秋のショートバケーションを描く。出演は、華楓、本田真希、緒方清香、関口奈穂、美萌、結城あいる、鮭山未菜美の他、客演の有本有花、佐藤望美、花森薫を加えた若手女優 10名。
【あらすじ】
軽井沢・塩沢湖近くの別荘に集まったのは、木下家の三姉妹と長女が連れてきた謎の夫。毎年夏になると訪れる思い出の場所だが、大人になった姉妹は両親が残した借金の相続問題に悩まされていた。そんなある日、衝撃的な事件が起こり、親戚や幼馴染を巻き込んだ三姉妹の大喧嘩が勃発。そして、ありえない“隠しごと”が明るみになるのであった・・・。箸が転んでも寂しい、かなり微妙な秋のショートバケーション。
上演にあたり、脚本・演出の島村からコメントが届いている。
◆島村和秀(脚本・演出)
芽が出たばかりの10人の若手女優。何もかもが手作りのような舞台ですが、日々の稽古で徐々に舞台が立ち上がっていく様を見ていると、時折ウルっとするような、愛する「人」の営みに触れる瞬間があります。もちろん、創作過程などお客様には関係のないことですが、これから大きく成長していくであろう10人のはじまりを観ることは、この先とても自慢できることになるんじゃないかしらと思っています。また、そんな「はじまり」を三人姉妹という演劇の普遍的なモチーフで描けたことがとても光栄であります。
だらしない恋愛観を持つ女子、いじけて拗ねる女子、悪態をついてばかりの女子。それらが、一瞬でも激しく交わりスパークした時、スカッとするようなエンターテインメントが生まれる。そう信じてやみません。季節や時代の変わり目を、家族の風景を通して感じていただければと思います。どうぞお楽しみに!
劇団爆烈ゲキ情!第2回公演『夏終わったんです~秋なんです~』は10月21日(金)から10月23日(日)まで東京・北池袋 新生館シアターにて上演される。