先日明らかとなった、『メリー・ポピンズ』続編の主要キャスト。1964年にジュリー・アンドリュースが主演した映画のその後を描く同作で新たなメリー・ポピンズを演じるのは、映画『プラダを着た悪魔』のエミリー・ブラント。そしてジャックという新たなキャラクターには、現在ブロードウェイで大ヒット中のミュージカル『Hamilton』のリン=マヌエル・ミランダが起用された。彼らがキャストにぴったりな理由を、米E!NEWSが挙げている。
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1.エミリーはメリー役に大ハマり
第一に、エミリーは非の打ち所がない女優。ファッショナブルな役柄からコメディセンスが求められるものまで幅広く、どんな役もシリアスになりすぎず演じ分けることができる。彼女のメリーはきっと素晴らしいし、ジュリー・アンドリュースも誇りに思うはず。
2.リンのブロードウェイでの大成功
『Hamilton』の主演スターというだけでなく、企画から作詞作曲、脚本まで担当しているリン。大ヒットミュージカルの仕掛人である彼の才能は、言うまでもなく本作の重要な成功要素となるだろう。
3.エミリーはメリー・ポピンズそっくり
ジュリー・アンドリュース似のエミリーは、青い目にぷっくらとした赤い唇が魅力的で華やかな顔立ち。
4.『イントゥ・ザ・ウッズ』でのパフォーマンス
このミュージカル映画でエミリーの歌唱力は証明済。その時の監督ロブ・マーシャルと再び組む今回もきっと素敵な歌声を披露してくれるに違いない。
5.リンは滑稽さを恐れない
オリジナルにはおかしなシーンが盛りだくさんなので、新作でも俳優には面白さを表現することが求められる。リンはトーク番組でフリースタイルのラップを見事に披露し、司会者や会場を大爆笑させている。
6.エミリーも滑稽に振る舞うことを恐れない
『リップ・シンク・バトル』という、有名人が口パク合戦をするアメリカのコメディ番組で、アン・ハサウェイと対決し、愉快なダンスを披露している。
7.二人とも子どもがいる
エミリーには2歳の娘、リンには1歳の息子がいる。親である二人は、子どもが喜ぶ映画を制作することに対する意識が高いはず。
8.二人は友達同士
昨年10月、『Hamilton』のバックステージで仲良く写真を撮っていた二人。撮影現場以外でも仲良しな彼らなら、映画の中でのケミストリーも期待できる。
前作から20年後のロンドンを描く本作では、かつてメリーが子守したバンクス家の姉弟であるジェーンとマイケルが成長し、マイケルの3人の子どもたちとメリーとジャックを中心に夢と魔法の世界が展開する。『メリー・ポピンズ』続編は2018年12月全米公開予定。(海外ドラマNAVI)