英国の人気オーディション番組『Xファクター』出身の人気シンガー、レオナ・ルイスが、今夏ブロードウェイの舞台でその美声を響かせることになった。英Digital Spyは、レオナがロングランミュージカル『キャッツ』に出演することを報じている。
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同作を手掛ける音楽家アンドリュー・ロイド・ウェバーは、「レオナは、あの世代の中で素晴らしい声を持っているシンガーの一人だ。彼女と仕事ができることをとても嬉しく思っているよ」と述べた。
長年、世界中で愛されている人気作でのブロードウェイデビューが決まったレオナは、「アンドリュー・ロイド・ウェバーから依頼をもらって、『キャッツ』ファミリーに参加できてとても光栄よ。子どもの頃に『キャッツ』を観て魔法のような体験ができたことは、一生忘れられないわ。そんな象徴的なショーでブロードウェイデビューできることにとてもワクワクしているの。『キャッツ』の伝説的なチームと一緒に働けることは、どんな時間も私にとって大切な経験になるはず。ニューヨークでみんなに会えるのがとても楽しみよ」と語っている。
同作のブロードウェイ公演は、ニール・サイモン劇場にてプレビュー公演が7月14日から始まり、本公演は7月31日からスタート。今回、レオナはグリザベラを演じるという。グリザベラ役は『キャッツ』の定番ソングである「Memory」を担当するため、作品を象徴する曲をレオナがどう歌うかにも期待が寄せられている。
2006年に『Xファクター』で優勝して歌手デビューを果たしたレオナ。代表曲の「Bleeding Love」では、英国の女性シンガーとして20年ぶりに英米両国のチャートで1位を獲得するという快挙を成し遂げた。