今夏、トニー賞で注目を集めた二人のクリエイターが手がけるミュージカル『ヨセフと不思議なテクニカラー・ドリームコート』が日本で上演される。本作は、『オペラ座の怪人』、『キャッツ』などを生み出した作曲家アンドリュー・ロイド=ウェバーの原点とも言える初期作品。その振付を手がけているのが、今アメリカでもっとも話題の振付家、アンディ・ブランケンビューラーだ。
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第70回トニー賞にて、ロイド=ウェバーは『スクール・オブ・ロック』の作曲でオリジナル楽曲賞にノミネート。ブランケンビューラーも『ハミルトン』の振付でノミネートされ、みごと振付賞に輝いた。本作では、そんな話題の二人のコラボを日本で観ることができる。
ロイド=ウェバーとブランケンビューラーは、今年8月にブロードウェイで開幕する『キャッツ』再演に続くコラボレーション。ロイド=ウェバーの処女作に、ブランケンビューラーが新風を吹き込んだ。
ブランケンビューラーの振付は、ストリート、タップ、バレエなど様々な要素を含み、小気味よいステージングで、作品を鮮やかに魅せる。そして、この新バージョンの最大の見どころはフィナーレの「メガミックス」!ブランケンビューラーの“作品が進むにつれてすべてのキャラクターを好きになり、もっと長く彼らといたいと思ってほしい”という想いから、本作に使用される楽曲を約8分間ハイライト的に歌い踊る。
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ミュージカル『ヨセフと不思議なテクニカラー・ドリームコート』は、2016年7月13日(水)から24日(日)まで、渋谷・東急シアターオーブにて上演。ブロードウェイ最先端の演出とダンスを日本で楽しめる、またとないチャンスをお見逃しなく。
(C)Daniel A. Swalec