映画『めぐりあう時間たち』で英小説家ヴァージニア・ウルフを演じてアカデミー賞主演女優賞に輝いたニコール・キッドマン。昨年はロンドンで舞台『Photograph 51』に主演し、ブロードウェイ版にも続投が決定した彼女が、ヴァンパイアを描く舞台『Cuddles』の映画化権を獲得したことが明らかとなった。
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米VARIETYによると、ニコールの製作会社「ブロッサム・フィルム」が映画権を獲得したオフブロードウェイの舞台『Cuddles』は、劇作家ジョセフ・ワイルドによる作品。ヴァンパイアを主役にした本作では、少しひねくれた不道徳な愛の形が描かれる。映画版でもワイルドが脚本を手掛けるとのことで、ニコールとブロッサム・フィルムの共同パートナー、パー・サリが製作総指揮を務める。
ニコールは『Cuddles』の映画化について、「ジョセフの作品は、破壊的な美しさを持っています。彼は、ブロッサム・フィルムがサポートしていくべき若手ライターです」と声明を発表。ブロッサム・フィルムが翻案権を獲得したのは今回が初めてではなく、2015年にケヴィン・ウィルソン原作の同名小説を映画化した『The Family Fang(原題)』を製作。ニコールは主演とプロデューサーを兼任し、同社は、リアン・モリアーティ原作のベストセラー小説『Big Little Lies』をミニシリーズ化し、米HBOで放送されることが決定している。こちらは、ニコールとリース・ウィザースプーンの主演が報じられ、二大オスカー女優の共演に期待が高まっている。
『Cuddles』にもニコールが出演することになるのか、他のキャスティングなども決まり次第お伝えしていきたい。