月刊「根本宗子」第13号『夢と希望の先』が、2016年9月28日(水)から10月2日(日)まで東京・本多劇場にて上演されることが決定した。月刊「根本宗子」とは、作・演出・公演プロデュースや、女優として活動する根本宗子が、2009年に19歳で旗揚げし、全作品にて脚本・演出をつとめる劇団。本多劇場初進出となる本作は、2014年1月に下北沢の駅前劇場で上演された第9号『夢も希望もなく。』を元にした、新作公演となる。
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出演者には、10月公開の映画『バースデーカード』で主演を務め、ドラマ、映画と幅広く活躍する女優・橋本愛。大河ドラマ『真田丸』(NHK)に出演、劇団柿喰う客所属の玉置玲央。LUI FRONTiC 赤羽JAPANのボーカルで、アイドルグループ・BiSの元リーダーのプールイ、コントユニット・夜ふかしの会のメンバーで、最近ではドラマ『はぶらし』(NHK)に出演するなど俳優としても活動する鬼頭真也を迎える。橋本は、今回は初の舞台挑戦となる。
上演にあたり、主宰の根本からコメントが届いている。
◆根本宗子(脚本・演出・出演)
ようやく本多劇場までたどり着きました。旗揚げから8年かかりました。早かったのか長かったのかはわかりません。何をやろうかは悩みませんでした。2年前に書いた「夢も希望もなく。」を元にした新作です。
夢を追い地方から上京してきた二人の少女の人生が、才能の欠片もない一人の男によって大きく左右される話です。10年前と10年後のシーンが2時間同時進行し続けるという戯曲と演出で2年前死ぬほど稽古した記憶があります。そして、そんな二人の少女を橋本愛さんとプールイさんが、ダメ男役を玉置玲央さん(10年前)と鬼頭真也さん(10年後)に演じて頂きます。メインキャストが4人とも初めての方々ですが、キャスティングは一切迷わず決めました。2年前より、より濃密な感情の情報量の多い芝居になるのではないかなと今からとても楽しみです。やっとここまで来たから、今の自分の思いと二人の少女の感情を重ね、この「夢と希望の先」が私の代名詞になるような作品になるようにしたいです。
月刊「根本宗子」第13号『夢と希望の先』は、2016年9月28日(水)から10月2日(日)まで東京・本多劇場にて上演される。チケットの一般発売開始は、2016年8月上旬予定。
なお、4月23日(土)から5月1日(日)までザ・スズナリ(下北沢)にて、第12号『忍者、女子高生(仮)』の公演も行われる。