元ももいろクローバー・早見あかりの初舞台となる『夢の劇-ドリーム・プレイ-』が、2016年4月12日(火)に神奈川・神奈川芸術劇場 <ホール内特設ステージ>にて開幕しました。本作は、イプセンとともに近代演劇の先駆者といわれるヨハン・アウグスト・ストリンドベリ原作の舞台で、脚本を長塚圭史、演出を白井晃が手がけています。出演は早見のほか、田中圭、江口のりこ、玉置玲央、那須佐代子、森山開次、山崎一といった実力派俳優たちが顔を揃えました(白井、長塚も出演しています)。
もともと上演を目的として書かれた戯曲ではなく、”夢”のような精神世界の混沌を描いており、世界でも上演機会が多くない本作。三方を取り囲む客席の中央に広がるステージには、他では見られないような不思議で美しい舞台空間が広がります。早見演じる神の子・アグネスと一緒に、まるで“人間の生”という長い夢をさまよったような、“夢の劇”を体験してください。神奈川公演は、4月30日(土)まで。その後、長野、兵庫でも公演が行われます。お見逃しなく。