『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』や『ロミオ&ジュリエット』などの作品に出演しているジョン・レグイザモ。コロンビア出身で、ラテン系を代表する俳優としてハリウッドで活躍し続ける彼が、ワンマンショー『John Leguizamo: Latin History for Dummies』でオフブロードウェイにカムバックすることがわかった。
関連記事:伝説的アーティストの生涯を描いたミュージカル『ラディアント・ベイビー~キース・ヘリングの生涯~』、2016年6月上演!
米BROADWAY.COMによると、本作は、米国の中高校における教育カリキュラムで、ラテン系アメリカ人の歴史について学ぶ機会がない事実にインスパイアされて出来た作品だという。ジョンは、「白人の子どもが突然ラテン系だけに囲まれて、教わることがラテンのことばかりだったらって想像してみてよ。自分の祖先や、彼らの貢献について何も聞かされないところをね」と、ショーの製作を思い立った経緯について説明し、90分間にわたるステージでは、3000年前まで遡ってラテン系の人々の歴史が伝えられるとのこと。
今までにもジョンは、『Ghetto Klown』や『Freak』といったワンマンショーを行ったことがあり、『Freak』では、1998年トニー賞演劇部門主演男優賞にノミネートされている。2016年は、キアヌ・リーヴス主演作『ジョン・ウィック』の続編にあたる映画『John Wick: Chapter Two(原題)』のほか、出演作が5本も待機中だ。
本作の演出は、『スター・ウォーズ』シリーズのレイア姫役で知られるキャリー・フィッシャーのワンマンショー『Wishful Drinking』を手掛けたトニー・タコンが担当。『John Leguizamo: Latin History for Dummies』は、2017年春に公演予定。