マーベルの人気コミックを映画化した『X-MEN』シリーズで共演し、実生活でも親友同士のパトリック・スチュワートとイアン・マッケランが、ロンドン・ウェストエンドの舞台『No Man’s Land』で共演することが明らかとなった。米BROADWAY.COMが伝えている。
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劇作家ハロルド・ピンターによる『No Man’s Land』に登場するのは、ライターのハーストとスプーナー。だが観客には、実際に二人が知り合い同士なのか、二人が書いたストーリーを巧妙に演じているだけなのか分からない。そして、他の二人の男がハーストとスプーナーに加わることで、いっそう曖昧さが増していくのだった･･･。
パトリックはハースト役で、イアンはスプーナーを演じることとなっており、他のキャストも決まり次第発表されるとのこと。イアンとパトリックは、2013年に上演されたブロードウェイ版でも同役を演じ、同年に舞台『ゴトーを待ちながら』でも共演している。
パトリックは、ロンドンのロイヤル・シェイクスピア・カンパニーで俳優としてのキャリアをスタートさせ、2008年に『マクベス』の演技でトニー賞演劇部門主演男優賞にノミネート。『テンペスト』や『真夏の夜の夢』など、数多くのシェイクスピア作品で舞台を踏んでいる。一方のイアンは、1981年に『アマデウス』で同賞同部門に輝き、映画『ロード・オブ・ザ・リング』と『ホビット』シリーズのガンダルフ役でお馴じみだ。
そんな二人が再共演を果たす『No Man’s Land』は、ウィンダム・シアターにて9月8日（木）よりプレビュー公演が始まり、本公演は9月20日（火）から12月17日（土）まで行われる予定。
