映画『グローリー／明日への行進』でマーティン・ルーサー・キング・Jr．役を演じ、『大統領の執事の涙』などの作品で、主に映画界で活躍するデヴィッド・オイェロウォ。オフブロードウェイの舞台『オセロ』で、彼がダニエル・クレイグと共演することが明らかとなった。
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米BROADWAY.COMによると、『オセロ』でデヴィッドが演じるのは、主役のオセロ。周囲の反対を押し切り、恋人デズデモーナと結婚したオセロだったが、彼に敵対心を抱く旗手イアーゴの策略にハマり、デズデモーナが浮気していると吹き込まれたオセロは、彼女を殺してしまう。その後、イアーゴに騙されていたことを知ったオセロは、自らの命を絶つ…というシェイクスピアの四大悲劇のひとつだ。
イギリス出身のデヴィッドは、今までに、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの『ヘンリー6世』や『The Suppliants』などの作品で舞台を踏み、英人気ドラマ『MI-5 英国機密諜報部』で、ダニー・ハンター役を演じたことでも知られている。
以前に本サイトで、ダニエルが、本作のイアーゴ役で演劇界にカムバックしそうだとのニュースをお伝えしたが、彼の出演も決定した模様だ。さらに、『Fun Home』で、今年度のトニー賞ミュージカル部門演出賞を受賞したサム・ゴールドが、演出を手掛けることも決定している。デヴィッドとダニエルが共演する『オセロ』は、2016年秋にニューヨーク・シアター・ワークショップにて上演されるとのことで、公演日程やキャスティングなどの詳細は、随時発表される予定。
