『007』のパロディ版ミュージカルの企画が進行中!

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英作家イアン・フレミングの小説を映画化した『007』シリーズは、情報諜報員ジェームズ・ボンドを主役にしたハードボイルドな作品。本シリーズがミュージカル化される噂があったものの、著作権などの問題から、代わりにパロディ版を製作する企画が進行しているようだ。

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米Playbillによると、パロディ版ミュージカルの製作を進めているのは、『007/死ぬのは奴らだ』や『007/ダイヤモンドは永遠に』ほか7作品で、『007』シリーズをプロデュースしたハリー・サルツマンの娘メリー・サルツマン。当初サルツマンは、2017年末から2018年上旬にかけて、公認の『007』ミュージカルをブロードウェイ、もしくはラスベガスでの上演を目指していたとのこと。だが、映画シリーズを製作したイオン・プロダクションズの広報担当者は、「(『007』の著作権を持つ)ダンジャック・LLC社とMGM社は、メリー・サルツマンと彼女のプロダクションに、ジェームズ・ボンドのミュージカル製作を許可していません。彼らの認可なしに、ボンド関連のステージの実現はあり得ないでしょう」と語っている。

“それならば、公認『007』ミュージカルの代わりにパロディ版を製作しよう!”と息巻くサルツマンは、タイトルをすでに『James Bond:The Musical』と決めているのだとか。オリジナルをもとにしたパロディ版の製作は、1976年のアメリカ著作権法により可能となっている。

パロディ版の脚本でペンを取るのは、小説「Keeping Hannah Waiting」の著者デイヴ・クラーク。そして、ブルース&カントリーシンガーのジャイ・ヘンリー・ウェイズが、楽曲を手掛けることになっている。パロディ版とはいえ、アクション満載の『007』が、一体どのようにミュージカルとしてよみがえるのか気になるところだ。

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