英人気ドラマ『ドクター・フー』で10代目ドクター・フー役を演じ、『ブロードチャーチ ~殺意の町~』などの良作ドラマに出演しているデヴィッド・テナント。彼が、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの舞台『リチャード2世』の主役で、舞台にカムバックすることが明らかとなった。
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米BROADWAY.COMによると、2013年10月にもデヴィッドは、『リチャード2世』でリチャード2世を演じたことがある。今回は、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーが、ウィリアム・シェイクスピアの死から400周年を記念したイベント「King and Country: Shakespeare Great Cycle of Kings」を企画。シェイクスピアによる王を描いた三史劇『リチャード2世』、『ヘンリー4世 第1部』と『ヘンリー4世 第2部』、『ヘンリー5世』がセットで、2016年3月24日(木)から5月1日(日)までバービカン・シアターで上演される。また、『リチャード2世』の単独公演は、同シアターにて、1月7日(木)から10日(日)まで公演が予定されている。
第5幕からなる『リチャード2世』は、リチャード2世が追放したヘレフォード伯ヘンリー・ボリングブルックの反乱と、リチャード2世の破滅が描かれる。第4と5幕では、リチャード2世と関係がない事件が描かれ、その事件が『ヘンリー四世 第1部』と『ヘンリー四世 第2部』、『ヘンリー五世』を含めた四部作を経て解決される構成となっている。『リチャード2世』にはデヴィッドのほか、オリヴァー・フォード・デイヴィス(『スター・ウォーズ』シリーズ)やジュリアン・グローヴァー(『ゲーム・オブ・スローンズ』)らがキャスティングされている。
デヴィッド・テナント (C)PA Photos/amanaimages