人気ドラマ『ザ・オフィス』でジム・ハルパート役を演じ、マット・デイモン主演映画『プロミスト・ランド』では、出演だけでなく脚本&製作も手掛けたジョン・クラシンスキー。また、声優としても活躍する彼が、舞台『Dry Powder』でオフブロードウェイデビューを飾ることがわかった。米BROADWAY.COMが報じている。
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ニューヨークで投資顧問会社を経営するリックは、大手スーパーマーケットチェーンで大量解雇を行った週に、自分のために派手な婚約パーティーを開いて大きなひんしゅくを買ってしまう。彼の部下で最高業務責任者を務めるセスは、そんな会社の危機を救う投資話を持っていたが、セスの相棒ジェニーは、会社を乗っ取る計画を彼に持ち掛ける…というストーリーだ。ジョンは、会社を救うか乗っ取るか迷うセス役を演じるとのことで、現段階ではリックとジェニー役のキャスティングは未定だ。
2009年にジョンは、脚本から演出、リハーサルを本番公演までの24時間以内に仕上げてしまうイベント「The 24 Hour Play on Broadway」で1日だけステージに立ち、初めてブロードウェイの舞台に出演。よって『Dry Powder』は、彼にとって本格的な舞台進出作となる。
サラ・バージェスの脚本で、現在、ブロードウェイミュージカル『Hamilton』を演出中のトーマス・ケイルが手掛ける『Dry Powder』は、パブリック・シアターにて2016年3月1日(火)よりプレビュー公演が開始し、本公演は4月1日(金)に開幕する予定。