小学館「月刊フラワーズ」にて大人気連載中、発行部数累計250万部を誇る吉田秋生のコミック「海街diary」が、映画化され、2015年6月13日(土)から公開される。主人公の三姉妹を演じるのは、綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆。そして彼女らの異母妹役を広瀬すずが演じる。監督は是枝裕和。そして本日、大竹しのぶ、堤真一ほか、実力派俳優のキャスティングが発表された。
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長女の幸(綾瀬)、次女の佳乃(長澤)、三女の千佳(夏帆)と離れて暮らす実母・都役には日本を代表する女優・大竹しのぶ。離婚し、夫が家を出ていった後自らも再婚。まだ子どもだった娘たちを母親に預けて家を出ていってしまった母を演じる。大竹は是枝作品に初出演することについて、「是枝監督とは、監督がデビューする前からの知り合いだったのですが、なかなか御一緒できなくて、今回やっと実現できて本当に嬉しいです。想像していたとおり、細やかで優しくて丁寧に映画を作っていらして、感動しました」とコメント。
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そして、看護師の長女・幸が働く市民病院の小児科医で、別居中の妻がいながらも幸と心を寄せ合う椎名和也役を、演劇、ドラマ、映画など幅広い分野で活躍する堤真一が出演。堤も是枝作品に出演するのは初となる。「一言で言うなら、是枝監督は「こだわりの人」です。とてもおだやかな方なのですが、照明やセットの細部にまで徹底的にこだわる姿勢からは、作品に対する並々ならぬエネルギーがあふれていました。とてもプロフェッショナルな空気に満ちた現場は、居心地がよくて楽しかったです。」と現場を振り返り、「今回、僕は、短期間に集中した撮影だったのですが、最後に監督から「またガッツリ一緒にやりましょう」と、とても光栄な言葉をかけていただき、参加してよかったと思いました」と語る。
その他共演陣に、加瀬亮、風吹ジュン、リリー・フランキー、前田旺志郎、鈴木亮平、ソロプロジェクト・レキシの池田貴史、坂口健太郎と、実力、人気、評価の高い豪華共演陣が勢揃いした。
原作イラストで配役をご確認ください!
鎌倉で暮らす三姉妹の元に、15年前家を出ていった父の訃報が届く。長い間会ってもいなかった父の葬儀のため山形に向かった三人はそこで異母妹すずと初めて会う。身寄りのなくなった彼女が、葬儀の場でどうしようもない大人たちの中で毅然とふるまう姿に、長女・幸は別れ際とっさに口にする。「すずちゃん・・・鎌倉にこない?いっしょに暮らさない?4人で」。そうして鎌倉での4姉妹の生活が始まる―。
映画『海街diary』は、2015年6月13日(土)から全国公開される。