劇団鹿殺しが再始動!『ランドスライドワールド』上演決定

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2013年に演出家の菜月チョビが文化庁新進芸術家海外派遣制度によりカナダへの派遣が決定し、本公演を休止していた劇団鹿殺しが、2015年1月に復活公演『ランドスライドワールド』を本多劇場にて上演することを発表した。公演休止中は、作家丸尾丸一郎によるプロデュース公演に力を入れ、Cocco主演舞台『ジルゼの事情』、楽団鹿殺し、鳥肌実×森下くるみ×ISOPによる異色のホラー劇『山犬』、初の池袋サンシャイン劇場進出となるCocco主演舞台『ジルゼの事情』の再演と、新たな試みを続けてきた。

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本作は、2009 年上演の音楽劇『ベルゼブ兄弟』を原案としている。
自分の本当の姿とは何だろう。夢を追う者か、愛を乞う者か、他者を退ける者か。どの人生をも共存させたいと欲張り、その矛盾が傷となって人間を苦しめる。ある閉塞された田舎の一軒の民家で起きた陰惨な事件を舞台として、心飢え、愛するものの存在を見失った人間たちが、対話を通して傷口を縫い合わせ、歩くすべを見つけていく姿を描いていく。
物語となる事件とは対照的に、どこまでも自由で滑稽なファンタジーが舞台上で縦横無尽に繰り広げられ、無限の可能性のある世界を探し求めていく音楽劇となっている。
作:丸尾丸一郎
演出:菜月チョビ
音楽:入交星士×オレノグラフィティ
出演:丸尾丸一郎、オレノグラフィティ、山岸門人、橘輝、傳田うに、円山チカ、坂本けこ美、鷺沼恵美子、浅野康之、近藤茶、峰ゆとり、有田杏子、浦上祐輔、木村綺那、清川果林、寺戸真里奈、中島雄太、松尾珠花、妻鹿益己、安井直美、木村了、今奈良孝行、美津乃あわ

劇団鹿殺し『ランドスライドワールド』は、2015年1月11日(日)~25日(日)まで東京・本多劇場にて、1月29日(木)~2月1日(日)まで大阪・ABCホールにて上演される。

Photo:江森康之

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