新作のトライアウト公演!演出は錦織一清『横浜 JAM TOWN』

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11月22日(土)~23日(日)の二日間、KAAT神奈川芸術劇場<中スタジオ>にて、KAAT神奈川芸術劇場新作ミュージカル・トライアウト公演『The Musical横浜 JAM TOWN』が上演されることが発表された。ブロードウェイなどではごく普通だが日本ではあまり耳にしない「トライアウト公演」。これは、新作ミュージカルを上演する際に、事前に観客の反応を観たり、作品の手直しをするために行う試演会の事。『横浜JAM TOWN』は8月末にオーディションが実施され、300名を超える応募者の中から選ばれた13名と共に10月より稽古が開始されている。トライアウト後は、実際の舞台上での感触や観客の反応を元に、2016年1月同劇場の<ホール>での本公演に向けてブラッシュアップされていくことになる。

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物語の舞台は、ヨコハマ。海辺に停車する古いバスを改築したバーのマスターは、若かりし頃は、横浜で鳴らした男。彼には長い間会っていない娘がいた。一方平成に入り、外資系ホテルの波が押し寄せる横浜で生きていく現代の若者たち。かつて、アメリカに一番近かった場所、港ヨコハマ・古びたバスのバー・洋館の風情が残る山手元町で来る広げられる新旧の青春群像劇を描く。

本作の演出を務めるのは錦織一清。本公演について「私には、外国文化の窓口である横浜への強い憧れがあります。横浜は、日本の中で一番、ミュージカルが似合う街だと思います。そんな横浜に生きるコテコテの日本人の話を、とびきりオシャレなミュージカルに仕立てたいと思い、今、まさに音楽や振付の打ち合わせを重ねています。まずは新しい挑戦であるトライアウト公演をぜひ“目撃”しにきてください」とコメントしている。

音楽には、 ノーナ・リーヴス、Small Boysほか、ミュージシャン・音楽プロデューサー・作詞作曲と幅広く活躍する西寺郷太。西寺は本公演が初ミュージカル参加となる。振付は世界中で活躍し、高い技術力を持つYOSHIE、脚本は金房実加が務める。錦織がその才能を高く評価するスタッフたちと作りだす新作ミュージカルに期待したい。出演は、穴沢裕介、飯田一徳、伊澤彩乃、大音智海ほか。

KAAT神奈川芸術劇場新作ミュージカル・トライアウト公演『The Musical横浜 JAM TOWN』は、11月22日(土)19:00、23日(日)13:30にKAAT神奈川芸術劇場<中スタジオ>で実施される。

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