脚本家・坂元裕二が、作・演出を行う「坂元裕二 朗読劇 2024」が、2024年11月24日(日)に東京・日経ホールにて開催されることが決定した。今回は、2021年に新作として発表された『忘れえぬ 忘れえぬ』を、風間俊介×松岡茉優の組み合わせで上演する。
坂元裕二の代表作は
坂元裕二は、1987年に第一回フジテレビヤングシナリオ大賞を19歳で受賞。『東京ラブストーリー』(1991年)、『Mother』(2010年)、『最高の離婚』(2013年)、『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』(2016年)、『カルテット』(2017年)、『花束みたいな恋をした』(2021年)、『怪物』(2023年)など、数多くの作品を手掛ける人気脚本家として活躍している。
2023年には紫綬褒章を受章。2025年には、映画『片思い世界』と映画『1ST KISS ファーストキス』が公開予定。
『忘れえぬ 忘れえぬ』は、問題を抱える少年の最里(もり)と少女の木生(きお)が、とある場所で出会い、いくつかの夏を越えていく物語。坂元のことばが、時に哀しく、時に優しい世界を描く。
坂元裕二 朗読劇2024『忘れえぬ 忘れえぬ』は、2024年11月24日(日)(13:00公演/17:00公演)に東京・日経ホールにて上演される。
チケットは、10月19日(土)10:00より一般発売開始。
チケットぴあ:https://w.pia.jp/t/sakamoto2024/
坂元裕二 朗読劇 2024『忘れえぬ 忘れえぬ』キャストコメント
坂元裕二
最近会ってない人のことを理由もなく思い出して、今どうしてるのかと思うことがありますが、それで連絡してみるもよし、すぐにまた別の用事に取りかかって、思い出したことさえ忘れてしまうもよしで、どっちにしても大事にしたい瞬間です。そういうわけで、今回は久しぶりに会いましょうと連絡を取り合ってみました。モリくんとキオちゃんにまた会います。あの二人、今どうしてるんでしょうね。
風間俊介
坂元さんの本を手に取り、椅子に座り、物語に没入する。最もシンプルな形で、坂元さんの物語を届ける朗読劇の読み手になれる事は、至上の悦びです。大好きな物語は、綴る文字のフォントすら愛おしく思う時があります。坂元さんから頂く物語は、フォントも愛おしいです。大好きな坂元さんの本を、大好きな松岡茉優さんと、お届けできる。聴きに来てくださる皆さんにとって、大好きな時間になりますように。
松岡茉優
この度『坂元裕二朗読劇』に参加させていただくことになりました。
私にとっては3回目の出会いです。
2021年、新しく生まれた『忘れえぬ 忘れえぬ』を演じさせていただいてから木生ちゃんと最里くんがずっと、私の中で生きています。
(坂元さんにいただいた役は正直、みんな生きてここにいるのだけれど)
また会いたくて、また話したくて、それが叶うことが嬉しくてたまりません。
きっと、皆さんにとっての木生ちゃんと最里くんがいると思うのですが
私と風間さんの木生ちゃんと最里くんに、会いにきてくれたら嬉しいです。
坂元さん、よろしくお願いします。