TVドラマ『それでも、生きていく』『最高の離婚』『カルテット』『anone』を生み出した脚本家・坂元裕二が、今、書きたいものを書き、自ら演出する朗読劇が東京・大阪で上演される。今回は、坂元の書籍「往復書簡 初恋と不倫」収載の2作品(「不帰(かえらず)の初恋、海老名SA」「カラシニコフ不倫海峡」)に、本公演のために書き下ろした新作「忘れえぬ 忘れえぬ」を加えた計3作品を上演する。
出演者には「高橋一生×酒井若菜」「林遣都×有村架純」「風間俊介×松岡茉優」の3組が、日替わりで登場し、各回1作品を朗読する。なお、大阪公演は「風間×松岡」ペアのみが出演。
音楽は諭吉佳作/menが担当し、本作のために新曲を書き下ろす。
以下、坂元から届いたコメントを紹介。
◆坂元裕二
ただ往復する手紙による物語で、今回で3作目になります。これまでに多くの方に朗読していただきましたが、読み手が変わる度に、声という個性によってその色合いだけではなく、物語そのものが変わって感じられるのが何よりのおもしろさです。言葉と声しかない最小限の空間に浸り、楽しんでいただければ幸いです。
坂元裕二 朗読劇 2020『忘れえぬ 忘れえぬ』、『初恋』と『不倫』は、以下の日程で上演される。チケットは東京公演が3月14日(土)、大阪公演が3月22日(日)より一般発売開始。
【東京公演】4月14日(火)~4月22日(水) よみうり大手町ホール
【大阪公演】4月25日(土)・4月26日(日) 松下IMPホール