鴻上尚史の処女作『朝日のような夕日をつれて2024』玉置玲央、一色洋平らで上演決定

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鴻上尚史の処女作『朝日のような夕日をつれて2024』玉置玲央、一色洋平らで上演

2024年8月から9月にかけて東京、大阪で鴻上尚史のプロデュースユニット「KOKAMI@network」(コーカミネットワーク)第20回公演として舞台『朝日のような夕日をつれて2024』が上演されることが決定した。

『朝日のような夕日をつれて』は、鴻上尚史が結成した劇団「第三舞台」の旗揚げ公演として1981年に初演され、再演され続けている鴻上尚史の代表作である。85年には初の紀伊國屋ホールでの上演、87年には紀伊國屋演劇賞も受賞。

サミュエル・ベケットの「ゴドーを待ちながら」を下敷きにした物語と、新製品の開発に狂奔するオモチャ会社「立花トーイ」の物語が交差し、さらにもうひとつの世界が描かれる、ギャグと遊戯の洪水の中でその時代の最先端を反映し、変化し続けた作品である。

8回目の上演となる今回は81年初演から「初めて」上演キャストを一新して上演。キャストには、玉置玲央、一色洋平、稲葉友、安西慎太郎、小松準弥が名を連ねている。

紀伊國屋ホール開場60周年記念公演KOKAMI@network vol.20 『朝日のような夕日をつれて2024』は2024年8月10日(土)から9月1日(日)まで東京・紀伊國屋ホール、9月7日(土)から9月8日(日)まで大阪・サンケイホールブリーゼにて上演される。

鴻上尚史の処女作『朝日のような夕日をつれて2024』玉置玲央、一色洋平らで上演

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コメント

◆鴻上尚史(作・演出)

とうとうこの日が来ました。

『朝日のような夕日をつれて』は、僕が22歳の時、初めて書いた戯曲で、『第三舞台』の旗揚げ作品として上演した作品です。幸いなことに、その後、2014年まで、計7回も上演することができました。劇団と僕自身の代表作のひとつと評価される作品になりました。

男5人が登場する作品で、初演からは大高洋夫、二回目の公演からは小須田康人の二人とずっと一緒に創ってきました。他の役は、何人かは変わりましたが、すべて、「この人と一緒に創りたい」と僕が思った人でした。

今回、『朝日のような夕日をつれて2024』では、5人すべてを新しい二十代、三十代のニューメンバーでやることにしました。5人とも、僕が「この人と一緒に創りたい。この人達となら、新しい朝日が創れる」と思った人達です。

いろんな人から、「新しい朝日が見たい」と言われてきました。「朝日はとても演技的に難しい作品だから、簡単には、できないんです」とそのたびに答えました。でも、とうとう、上演できるニューメンバーが集まってくれました。劇場でお会いしましょう。とうとうこの日が来ました。

紀伊國屋ホール開場60周年記念公演KOKAMI@network vol.20 『朝日のような夕日をつれて2024』公演情報

上演スケジュール

【東京公演】8月10日(土)~9月1日(日)紀伊國屋ホール
【大阪公演】9月7日(土)~9月8日(日)サンケイホールブリーゼ

キャスト・スタッフ

玉置玲央 一色洋平 稲葉友 安西慎太郎 小松準弥

【作・演出】鴻上尚史

公式サイト

https://www.thirdstage.com/knet/asahi2024/

鴻上尚史の処女作『朝日のような夕日をつれて2024』玉置玲央、一色洋平らで上演

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