2022年1月に、松山ケンイチ主演・栗山民也演出で舞台『hana-1970、 コザが燃えた日-』が上演される。本作は、沖縄の日本復帰50年という節目の年に、返還直前の沖縄を、こまつ座の『母と暮せば』などを手掛けた畑澤聖悟の脚本で描く新作オリジナル作品。併せて、松山のソロビジュアルが公開された。
背景に横たわるのは、返還直前の沖縄に生きる人々の様々な想いが爆発した、歴史的にも意義の大きなコザ騒動。沖縄、本土、アメリカ・・・戦後沖縄の縮図のようなバーでの一夜を描く。
母親の愛情、そして妹への想いをめぐって分断してしまった二人の血のつながらない兄弟。コザ騒動の夜、それとは全く関係なく、家の中で起きた事件により、ばらばらになりかけた家族に変化が起きる。心からぶつかり合い、わだかまりを溶かしていくいびつな「偽の家族」。沖縄という土地が背負わされているもの、現在も変わらぬその業と見つめるべき未来を浮かび上がらせていく。
松山は、本作で会話劇初挑戦となる。共演に、岡山天音、神尾佑、櫻井章喜、金子岳憲、玲央バルトナー、上原千果、余貴美子。
『hana-1970、コザが燃えた日-』は、2021年1月9日(日)から1月30日(日)まで東京・東京芸術劇場 プレイハウスにて上演される。なお2月に大阪公演、のち宮城公演予定あり。ツアー公演詳細は後日発表。
東京公演チケットの最速先行(抽選)は、ホリプロステージプレミアム会員(有料会員)にて10月15日(金)18:00から10月19日(火)23:59まで実施される。
<東京公演チケット詳細>
【ホリプロステージプレミアム会員】
抽選先行 10月15日(金)18:00~10月19日(火)23:59
先着先行 10月30日(土)9:00~11月9日(火)23:59
【ホリプロステージ無料会員】
先着先行 10月30日(土)10:00~11月9日(火)23:59
【一般発売】
11月11日(木)11:00
▶Yシート(20歳以下限定2000円チケット)あり
11月12日(金)17:00~
※予定枚数終了次第販売終了
あらすじ
1970(昭和45)年12月20日(日)深夜。
コザ市ゲート通りにある米兵相手のバウンショップ(質屋)兼バー「hana」では、看板の灯が落ちた店内で、おかあ(余貴美子)、娘のナナコ(上原千果)、おかあのヒモのジラースー(神尾佑)が三線を弾きながら歌っている。
そこへ、 アシバー(ヤクザ)となり家に寄り付かなくなった息子のハルオ(松山ケンイチ)が突然現れる。おかあが匿っていた米兵を見つけ、揉めていると、 バーに客がやってくる。
「毒ガス即時完全撤去を要求する県民大会」帰りの教員たちだ。その中には、息子のアキオ(岡山天音)もいた。この数年、顔を合わせることを避けていた息子たちと母親がそろった夜。ゲート通りでは歴史的な事件が起ころうとしていた。
血のつながらないいびつな家族の中に横たわる、ある事実とは。
『hana-1970、コザが燃えた日-』公演情報
スタッフ・キャスト
【作】畑澤聖悟
【演出】栗山民也
【出演】
松山ケンイチ
岡山天音
神尾佑
櫻井章喜
金子岳憲
玲央バルトナー
上原千果
余貴美子
【東京公演】2022年1月9日(日)~1月30日(日) 東京芸術劇場 プレイハウス
※2月に大阪公演、その後宮城公演あり
【公式サイト】https://horipro-stage.jp/stage/hana2022/
【公式Twitter】@stagehana