落語をベースにしたミュージカル公演を創作しリモート配信する「劇的茶屋」。2020年11月に新作『謳うお見立て』、12月に『謳う芝浜』、『謳う死神』を連続上演することが決定。『謳うお見立て』に中村百花、用松亮、宮島朋宏、『謳う芝浜』に川口竜也、遠山さやか、俵和也、『謳う死神』に高橋卓士、勝矢、可知寛子らが出演することも決まっている。
本企画の特徴は、落語を現代風に親しみやすくミュージカル仕立てにするだけでなく“すべてのチケットにお茶とお菓子が付いてくる”ということ。チケット購入者には、観劇日までに「お茶とお菓子」が届けられ、出演者と共に「食べて飲んで笑う」時間を共有することができる仕組みになっている。
7月に上演した劇的茶屋シリーズ開幕作品『謳う芝浜』を皮切りに、フルリモートでの創作・上演を続けている本シリーズ。現在販売中のチケットは七里香、鶴屋吉信、両口屋是清など、名店の秋の味を中心とした和菓子付きだ。
劇的茶屋の名物となっている「いただきますのコーナー」では演者の掛け声に合わせて、視聴者から「いただきます!」というコメントがどしどし寄せられ、演者と視聴者が一緒に和菓子をひとくち・・・離れ離れでも時間を共有することができるようになっている。
11月に配信される新作『謳うお見立て』は江戸の遊廓を舞台にした落語「お見立て」をベースにしたオリジナルミュージカル。若衆の喜助役を演じるのは前二作品にも出演した宮島。そして今回初参加となるのは、花魁役の中村百花と杢兵衛役の用松亮。今回も作詞・脚本・演出を永野拓也が手掛け、津軽三味線奏者、作編曲家、歌手など幅広く音楽活動中の川嶋志乃舞が『謳う芝浜』に引き続き作曲を担当。和の伝統と現代音楽を見事に融合させた音色で遊廓の世界観を妖艶に彩り、今までの作品にはなかったラップやEDMを取り入れた斬新なミュージカル楽曲に仕上がっているという。
そして、大好評のうちに終わった『謳う芝浜』と『謳う死神』を連続上演。12月9日(水)から12月10日(木)の二日間、一席目『謳う芝浜』を約4ヶ月ぶりに上演。今回は川口(熊役)、遠山(カミさん役)、俵(語り役)の3名が出演し、津軽三味線の温かい音色が心に響く、ほっこりと笑える夫婦のお噺を展開する。
さらに、12月18日(金)から12月20日(日)の3日間、二席目『謳う死神』を上演。出演するのは、高橋(八五郎役)、勝矢(死神役)、可知(語り役)の3名。日本人初のOff-Broadway作曲家としてNYで活動中のKo Tanakaが作曲を手掛けたダイナミックで幻想的なミュージカル楽曲で“死神”の世界へと誘っていく。
配信情報
『謳うお見立て』
11月19日(木)20:00/11月20日(金)14:00/11月21日(土)14:00/11月22日(日)20:00
【出演】中村百花、用松亮、宮島朋宏
【チケット販売中】 https://www.gekitekichaya.com/ticket
『謳う芝浜』
12月9日(水)20:00/12月10日(木)14:00・20:00
【出演】川口竜也、遠山さやか、俵和也
【チケット販売中】 https://www.gekitekichaya.com/ticket
『謳う死神』
12月18日(金)~12月20日(日)
【出演】高橋卓士、勝矢、可知寛子
12月チケット販売開始
【公式サイト・チケット販売サイト】 https://www.gekitekichaya.com
【公式Twitter】 https://twitter.com/hotoritheatre
【公式Instagram】 https://www.instagram.com/hotoritheatre/