株式会社講談社が運営する「Mixalive TOKYO(ミクサライブ東京)」が、技術パートナーとして参画したソフトバンク株式会社との協業により、リアル&リモートでLIVEエンターテインメントを発信する「ハイブリッドシアター」として本格始動することを発表した。
「Mixalive TOKYO」とは、東池袋のサンシャイン60通り沿いに誕生した講談社、キングレコード、テレビ東京、ブシロード、シダックス、ネルケプランニングなど様々なエンターテインメント企業が集まり、多種多様なLIVEエンターテインメントを世界に発信する複合施設ビル。6つのホールを持つ、地下2階、地上9階(1~3階除く)の建物。当初は3月19日にグランドオープン予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期となっていた。
しかし、6月10日よりブシロードがオフィシャルショップ「Store Mixa」をプレオープンさせ、6月下旬からはテレビ東京の「試すテレ東祭」や講談社の「ViVi Fesライブ」、OfficeENDLESSとタッグを組んだ「ひとりしばい」を行うなど、無観客ライブの配信をスタートさせた。
また、技術パートナーとして参画したソフトバンクにより、全フロアに第5世代移動通信システム(以下「5G」)のネットワーク環境を構築。映像配信設備の強化やVRカメラの設置などを行い、LIVEエンターテインメントを世界中に配信できる機能を強化した。
ソフトバンクは、技術的なサポートに加えて、5Gを活用した様々な近未来コンテンツの制作に協力すると共に、5G時代ならではの臨場感溢れる視聴体験を実現するコンテンツ配信サービス「5GLAB」で「Mixalive TOKYO」のさまざまなライブコンテンツを配信していくという。
なお、「Mixalive TOKYO」の各ホールは、各パートナー企業だけではなく利用可能。同施設で上演される演目は、コンテンツ面、技術面共に「Mixalive TOKYO」がサポートするとのこと。
今後、徹底した新型コロナウイルス感染防止対策を行い、安心・安全に生の熱気を感じられる“リアル”なライブ空間として有観客ライブも徐々にスタートさせ、リアルとリモート両方のLIVEエンターテインメントを提供する「ハイブリッドシアター」として本格始動する。