劇団四季のディズニーミュージカル『ライオンキング』が、本日2025年12月20日（土）に日本上演27周年を迎えた。1998年の開幕以来、無期限ロングランを継続し、日本演劇史上の最多上演記録を更新し続けている本作。東京・有明四季劇場では本編終了後に「27周年記念特別カーテンコール」が行われ、満員の観客と共に記念すべき節目を祝った。
総公演回数は14,634回、日本演劇界の「王者」
『ライオンキング』は、アフリカのサバンナを舞台に、ライオンの子・シンバの成長を描いたミュージカル。「サークル・オブ・ライフ（生命の連環）」という深遠なテーマを、天才舞台芸術家ジュリー・テイモアによる、文楽や歌舞伎など東洋の芸能要素を取り入れた独創的な演出で描き出している。
日本では1998年12月20日に旧・四季劇場［春］のこけら落とし公演として開幕。以来、東京、大阪、福岡、名古屋、札幌の5都市で上演を重ねてきた。
本日2025年12月20日終了時点での国内総公演回数は14,634回、総入場者数は約1448.6万人に達した。27年もの長きにわたり、一度も途切れることなく上演が続いていることは、まさに日本エンターテインメント界の常識を覆す偉業と言える。
27周年特別カーテンコールで「さらなる挑戦」誓う
この日の本編終了後、通常のカーテンコールに続いて特別演出がスタートした。緞帳が上がると、舞台上のプライドロック壁面には「27周年」の幕が掲揚され、客席からは大きな拍手が送られた。
出演者を代表して、スカー役の北澤裕輔から、「ご来場いただき、誠にありがとうございます。ミュージカル『ライオンキング』は、本日、日本上演27周年を迎えました。1998年の開幕から27年、多くのお客様にご来場いただき、日本演劇史上初の無期限ロングランを続けてまいりました。作品を愛し育んでくださった全てのお客様に出演者、スタッフ一同、心より御礼申し上げます。今後も作品の感動をお届けできるよう、更なる挑戦を続けて参ります。引き続き熱いご声援を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます」と挨拶があった。
力強い挨拶が終わると、「サークル・オブ・ライフ（リプライズ）」が特別バージョンで披露され、劇場は祝祭ムード一色に。28年目への第一歩を、観客の温かい拍手が包み込んだ。
有明四季劇場でのロングラン公演は、2026年6月公演分までチケット発売中となっている。
ディズニーミュージカル『ライオンキング』 公演情報・劇場・チケットなど
| 公演情報 | |
|---|---|
| タイトル | ディズニーミュージカル『ライオンキング』 |
| 公演期間・会場 | ロングラン上演中 有明四季劇場（東京都江東区有明2丁目1-29） |
| 上演時間 | 約2時間50分（休憩含む） |
| チケット取り扱い | SHIKI ON-LINE TICKET、チケットぴあ、ほか |
| 公式SNS | 公式X：https://x.com/kimetsu_stage |
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