朗読劇『僕とあいつの関ヶ原』『俺とおまえの夏の陣』が6月27日(土)にリモート版として再演されることが決定した。本作は、TVドラマ『男水!』『花のち晴れ~花男 Next Season~』や『Heaven?~ご苦楽レストラン~』『あおざくら 防衛大学校物語』などを手掛けた吉田恵里香の原作・脚本を、劇団柿喰う客の中屋敷法仁が演出した朗読劇。
『僕とあいつの関ヶ原』は2014年・2015年・2016年に続き4度目、『僕とあいつの関ヶ原』は2015年・2016年に続き3度目となる上演を、無観客ライブ配信する(アーカイブ配信あり)。
出演者は、『僕とあいつの関ヶ原』に荒田至法、尾関陸、黒羽麻璃央、染谷俊之、松田凌、『俺とおまえの夏の陣』に須賀健太、染谷俊之、黒羽麻璃央、猪塚健太と、2016年版に出演した面々が再集結。
音楽にはアコーディオン奏者・桑山哲也を迎え、生の朗読に生演奏というスタイルでリモート上演する。上演後には演出家とキャストによるアフタートークも行われる予定だ。
以下、原作・脚本の吉田と、演出の中屋敷から届いたコメントを紹介。
◆吉田恵里香(原作・脚本)
2014年~2016年にかけて上演された朗読劇『僕とあいつの関ヶ原』『俺とおまえの夏の陣』がリモート版として再演されます。
戦国武将たちの友情、忠義、葛藤、裏切りを描いた本作。
絆の大切さを、ひしひしと感じる今だからこそ是非観ていただきたいです。
大好きな作品なので純粋に再演が嬉しく、気持ちが明るくなりました。
皆様の気持ちをほんの少しでも明るく熱く、できますように。
◆中屋敷法仁(演出)
朗読劇『僕とあいつの関ヶ原』『俺とおまえの夏の陣』が生配信により蘇ります。リモートによる稽古を行ないましたが、出演者たちの圧倒的な熱量を感じ、興奮が止まりませんでした。新たな時代に届けたい、魂を熱くする壮大な人間ドラマ。ぜひお楽しみください。
朗読劇『僕とあいつの関ヶ原』『俺とおまえの夏の陣』は、6月27日(土)にぴあライブストリーム(ライブ配信)、EXシアターオンライン(ライブ配信・アーカイブ配信)にて。チケットは、6月12日(金)17:00より発売開始。
なお、今回のタイトルロゴは、 新型コロナウイルス対応の最前線で奮闘する医療従事者のへの感謝と尊敬の意を込めた青色となっており、今回の公演における売上の一部は日本赤十字社へ寄付される。
【チケット】
1演目配信:3,500円/2演目配信:6,500円
配信+アーカイブ:5,000円/アーカイブ:3,500円
『僕とあいつの関ヶ原』開場13:45/開演14:00(終演後アフタートーク)
『俺とおまえの夏の陣』開場18:45/開演19:00(終演後アフタートーク)
上演予定時間:両演目ともに約2時間(アフタートーク込)
チケットぴあ
https://w.pia.jp/t/bokugaharaorenojin/
『僕とあいつの関ヶ原』ライブ配信:3,500円
『俺とおまえの夏の陣』」ライブ配信:3,500円
2演目セットライブ配信:6,500円
テレ朝動画
https://www.tv-asahi.co.jp/douga_mv/ex-theater-online/
『僕とあいつの関ヶ原』ライブ+アーカイブ配信:5,000円
『俺とおまえの夏の陣』ライブ+アーカイブ配信:5,000円
アーカイブ配信:各3,500円
※アーカイブ視聴可能期間は各公演終了後から7月26日(日)23:59まで(予定)
【公演グッズ】
公式オンラインショップで6月11日(木)10:00より販売
https://horipro-shop.com/products/list?performance_id=11
『僕とあいつの関ヶ原』
【配役】
荒田至法(島左近/染音)、尾関陸(松平忠吉)、黒羽麻璃央(井伊直政/大谷吉継)
染谷俊之(石田三成/徳川家康)、松田凌(小早川秀秋)
【あらすじ】
1600(慶応5)年9月15日。関ヶ原の戦いが始まる前夜、松尾山に陣を張っていた18歳の未熟な小早川秀秋は、徳川家康から東軍につくよう、決断を迫られていた。しかし、小早川はただ、爪の音を鳴らす家康に怯え、側女の染音にすがるばかりであった。
石田三成は、豊臣秀吉亡きあとの天下を狙う家康を阻もうと、反徳川の西軍を率いていた。 家臣の島左近と親友の大谷吉継は、秀吉への忠誠のためだけに戦おうとする、まっすぐな三成に心動かされる。
一方家康は、その三成を潰すべく、早くも策略を進めていた。そんな中、家康の家臣・井伊直政は、娘婿であり家康の四男である松平忠吉を利用して自身が天下を動かすことを目論んでいる。忠吉もまた、実父・家康に認められるのは兄の秀忠ではなく自分だと信じていた。
さまざまな思いが交錯しながら、戦いは始まった。最初の杭瀬川の戦いは、左近に先陣を切らせて士気を高めるという三成の策が当たり、西軍が勝利した。そこには、三成に関白の座を約束された小早川の姿もあった。そして、ついに関ヶ原での戦いの火蓋が切られる。三成軍として参加した小早川は?三成を助けたい左近や吉継は?直政と忠吉の義理の親子の思いとは?
もはや大きな力を持った家康の前で、武将たちは、何を思い、どう戦い抜こうとするのか・・・。
『俺とおまえの夏の陣』
【配役】
須賀健太(伊達政宗)、染谷俊之(片倉景綱)
黒羽麻璃央(片倉重長) 、猪塚健太(豊臣秀吉、 徳川家康、ほか)
【あらすじ】
1575(天正2)年、米沢の八幡宮神主の息子・片倉小十郎は、伊達氏当主の輝宗より、その嫡子である梵天丸の傳役に任ぜられる。奥州に覇を唱えた戦国末期、秀吉による天下統一、そして家康の治世・・・。父や弟を亡き者とせねばならなかった、母を追い込まなければならなかった伊達政宗と、その働きぶりから秀吉に家臣に熱望されるも、政宗の傍から離れなかった、重臣・片倉小十郎親子が駆け抜けた激動の時代を描く。