大蔵流狂言師・善竹富太郎指導の下、伝統芸能「狂言」の世界を華麗に表現する一大プロジェクト「能楽男師」が2020年1月より始動する。
今回は「柿山伏(かきやまぶし)」と「附子(ぶす)」2演目上演のうち、メインの「山伏」役、「太郎冠者」役に加藤将、同じくメインの「畑主(はたけぬし)」役、「次郎冠者」役に一ノ瀬竜が出演する。
そのほか「主人」役として、生演奏ミュージカル『信長の野望‐炎舞‐』出演予定の岩崎孝次、「後見」として舞台『魔術士オーフェン』出演の上堂地かんきが脇を固める。
【あらすじ】
「柿山伏(かきやまぶし)」
のどが渇いた山伏は、柿があることに気づき、木の下から落とそうと試みるが、結局、木に登って柿を食べることに。
しかし、見廻りに来ていた柿の持ち主に気づかれてしまい、様々な動物の鳴き真似でその場を凌ぐ山伏。鳶は飛ぶものだと言われ、結局飛んでしまう山伏だったが・・・。
「附子(ぶす)」
外出する主人から「附子(毒)が入っている桶には近づくな」と言われた使用人の太郎冠者(たろうかじゃ)と次郎冠者(じろうかじゃ)だったが附子のことが気になり桶の中身を覗くと、毒というのは全くの嘘で、正体は砂糖であった。
二人は奪い合うようにして砂糖を食べつくしてしまい、マズいと思った二人は、主人が大切にしている茶碗と掛け軸を破壊し、二人で大泣きするのだが・・・。
狂言公演『能楽男師~柿山伏・附子~』は2020年1月25日(土)東京・宝生能楽堂にて上演される。
【公式サイト】https://gaku-dan.com/
【Twitter】@nougakudanshi
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