満島ひかり、坂口健太郎らで『お気に召すまま』演出は熊林弘高

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2019年夏に、ウィリアム・シェイクスピアの『お気に召すまま』を、熊林弘高を演出で上演することが決定した。出演者には、熊林が2016年に手掛けたチェーホフの『かもめ』にも出演した満島ひかり、坂口健太郎をはじめ、満島真之介、温水洋一、萩原利久、碓井将大、テイ龍進、Yuqi(UQiYO)、広岡由里子、久保酎吉、山路和弘、小林勝也、中村蒼、中嶋朋子が名を連ねている。

満島ひかりは、百鬼オペラ『羅生門』以来2年ぶりの舞台出演。弟の満島真之介とは、4年ぶりの姉弟共演となる。坂口は、熊林演出の『かもめ』が初舞台で、これが3年ぶり2度目の舞台への挑戦だ。

熊林は、2010年にジャン・コクトーの『おそるべき親たち』(出演:佐藤オリエ、麻実れい、中嶋朋子、中嶋しゅう、満島真之介、ほか)で毎日芸術賞 千田是也賞を受賞(作品は文化庁芸術祭演劇部門大賞、主演の麻実は読売演劇大賞最優秀女優賞を受賞している)。勉強会から一本一本の戯曲を深く読み進め、時間をかけて仕上げるスタイルを貫いている。熊林が、シェイクスピアの名作喜劇をどう読み込むのか、注目だ。

【あらすじ】
青年オーランドー(坂口)は、追放された前侯爵の娘・ロザリンド(満島ひかり)と恋に落ちるが、父の遺産を継いだ実の兄オリヴァー(満島真之介)に命を狙われていると知り、アーデンの森に逃げる。同じくロザリンドも、伯父である新公爵に追放されることに。彼女はオーランドーを追って、従妹で新公爵の娘シーリア(中嶋)と、召使のタッチストーン(温水)を伴い森に向かう。女道中では危険だからと、ロザリンドは男装して“ギャニミード”と名乗る。
森で暮らすオーランドーはロザリンドのことばかり想っている。そこに“ギャニミード”が登場して彼の恋の悩み相談に乗る。ついには「自分をロザリンドだと思って口説いてごらん」と言い、オーランドーは彼が実はロザリンドだと知らずに、思いのたけを告白。二人の恋愛ごっこは次第にエスカレートしていく・・・。

『お気に召すまま -As You Like It-』は、7月下旬から8月中旬まで東京・東京芸術劇場 プレイハウスにて上演予定。ほか、豊橋、新潟、兵庫、熊本、北九州公演の予定もあり。

【公式HP】https://www.asyoulikeit.jp
【公式Twitter】@asyoulikeit_jp

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