直木賞・本屋大賞をW受賞した恩田陸の「蜜蜂と遠雷」が、2018年1月にリーディング・オーケストラコンサートとして上演される。このコンサートは、若き表現者たちが歌と演奏と言葉を、まるで旋律のように組み合わせる新しい形の音楽会。出演者には、橋本良亮(A.B.C-Z)、シンガーソングライターの家入レオ、ソプラニスタ・木村優一らが名を連ねた。
橋本は風間塵役を、家入は栄伝亜夜役、木村はマサル・カルロス・レヴィ・アナトール役を演じる。さらに、高島明石役としてビッケブランカ、中川晃教ほかが日替わりで出演。また、ストーリーテラーとして、湖月わたる、朴路美が登場する。
演奏は、東京フィルハーモニー交響楽団(東京公演)、大阪交響楽団(大阪公演)が行い、澤村杏太朗が指揮を取る。ピアノ演奏は川田健太郎と西本夏生が担当。
上演決定にあたり、橋本、家入からコメントが届いている。
◆橋本良亮(A.B.C-Z)
朗読劇は、初めてのチャレンジです。そして、今回はオーケストラの演奏で、歌も歌います。新年早々に新しい企画に取り組むことになり、いい年を迎えられそうです!印象に残るリーディング・コンサートにしたいです。
◆家入レオ
私は歌を歌っていて、栄伝亜夜はピアノを弾いている。私は身体を鳴らしていて、栄伝亜夜はピアノという楽器を響かせている。違うようで同じ。音楽と共に呼吸してる。「蜜蜂と遠雷」を読んだ時、すぐに亜夜が大好きになりました。音楽を気取らずに楽しんでいるその姿こそ、音楽が望んだ音楽の姿だと思ったから。私も初めての朗読劇ですが、思い切り楽しみたいです。
直木賞・本屋大賞受賞 恩田陸「蜜蜂と遠雷」より『蜜蜂と遠雷』リーディング・オーケストラコンサート~コトダマの音楽会~は、2018年1月5日(金)・1月6日(土)に東京・Bunkamuraオーチャードホールにて、1月27日(土)・1月28日(日)に大阪・森ノ宮ピロティホールにて上演される。チケットは、12月16日(土)10:00より一般発売開始。
なお、12月7日(木)10:00から12月10日(日)23:59まで公式HPにてオフィシャル先行予約(先着)を実施。
※予定枚数に達し次第受付終了
【公式HP】http://reading-mitsubachitoenrai.com/
【オフィシャルTwitter】@MitsubachiEnrai
※朴路美の「路」は、王へんに路が正式表記