米CWの大人気コメディドラマ『ジェーン・ザ・ヴァージン』で、主役ジェーンの父親で、テレノベラのスターでもあるロヘリオ役を演じるハイメ・カミル。彼が、大人気ブロードウェイミュージカル『シカゴ』に出演することが明らかとなった。
米BROADWAY.COMによると、1920年代のシカゴを舞台にした本作で、ハイメが演じるのは敏腕弁護士ビリー・フリン役。スターを夢見るロキシーは、モメごとが原因で愛人を撃ち殺し、刑務所に収監されてしまう。そこで、憧れのキャバレー歌手・ヴェルマと遭遇したロキシーは、マスコミ操作に長けたビリーのおかげでスター扱いを受けることに。ロキシーを目の敵にするようになったヴェルマもビリーを雇い、二人はスターの座を獲得しようと火花を散らすようになる・・・。ハイメは、才能あふれる二人の女性の間で、翻弄される男を演じることになる。
メキシコ出身のハイメは『ジェーン・ザ・ヴァージン』に出演するまで、主に南米のTVシリーズや映画に出演。歌手としても活動する彼は、リリースしたアルバム4作が、プラチナ・アルバムに輝いている。歌って演技もできる彼は、母国メキシコで、スペイン語版ミュージカル『ウェスト・サイド物語』や『アラジン』にも出演し、2005年には、『Latinologues』でブロードウェイデビューも果たした。
ハイメがビリー役で『シカゴ』に登板するのは、5月31日(火)から7月3日(日)までの5週間で、本作はアンバサダー・シアターにて絶賛上演中。なお、彼がロヘリオ役で出演する『ジェーン・ザ・ヴァージン』シーズン2は、CWにて毎週月曜21:00より放送中。日本ではNetflixにてシーズン1が配信中だ。