映画『マン・オブ・スティール』とその続編となる『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』で、スーパーマンことクラーク・ケントの養母マーサ・ケント役を演じるダイアン・レイン。彼女が、ブロードウェイの舞台『桜の園』に出演決定したことが明らかとなった。米BROADWAY.COMが報じている。
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ロシアの劇作家アントン・チェーホフが晩年に完成させた戯曲『桜の園』の主人公は、5年振りにフランスのパリから南ロシアに帰郷した桜の園の地主ラネーフスカヤ夫人。久々の故郷で想い出に浸る夫人だったが、広大な領地は抵当に入り、間もなく競売にかけられる運命にあった。様々な想いが交錯する中、ついに土地を手放す日を迎え、桜の幹に斧が打ち込まれる・・・。
1977年にブロードウェイで初演された本作で、子役としてブロードウェイデビューを飾ったダイアンは、リバイバル版ではラネーフスカヤ夫人役で舞台を踏むこととなる。オリジナル版では、メリル・ストリープ(『プラダを着た悪魔』)が同役を演じている。
ダイアンは、ミュージカル『Runaways』でブロードウェイの舞台を踏んだことがあるほか、テネシー・ウィリアムズの戯曲『渇いた太陽 ~Sweet Bird of Youth~』や『The Mystery of Love and Sex』にも出演。スクリーンでは、年下の男と情事に溺れる人妻を体当たりで演じた映画『運命の女』で、アカデミー賞とゴールデングローブ賞の主演女優賞にノミネートされた経歴がある。
ダイアンが主演し、ステファン・カラムが演出を手掛ける『桜の園』は、アメリカン・エアライン・シアターにて9月15日(木)よりプレビュー公演が始まり、本公演は10月16日(日)に開幕する予定。なお、彼女の最新作『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』は全国で絶賛ロードショー中。