リンジー・ローハン(『ミーン・ガールズ』)が舞台デビューを飾ったことでも話題となった舞台『Speed-the-Plow』が、映画化されることが明らかとなった。米BROADWAY.COMが報じている。
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劇作家デヴィッド・マメットによる『Speed-the-Plow』は、ハリウッドの舞台裏が描かれる作品。映画業界に身を置くボビー・ゴウルドとチャーリー・フォックスは、スタジオの郵便係りから重役へと伸し上ったやり手。そんな二人は、成功を約束された作品に大物俳優の出演が決定し、自分達が業界で揺るぎない地位を手に入れることを確信していた。ところが、内容の薄い大作映画の製作を思い留まるよう重役秘書カレンに説得され、ボビーが心変わりしてしまう。その結果、チャーリーは苦肉の策を取らざるを得ない立場に陥ってしまう・・・というストーリー。
映画版の監督には、女優ケイト・ボスワース(『アリスのままで』)の夫で、映画『ツイン・フォールズ・アイダホ』や『庭から昇ったロケット雲』でメガホンを取ったマイケル・ポーリッシュ監督が候補に挙がっているとのこと。
現段階でキャスティングは未定だが、ロンドン版の舞台に出演してカレン役を演じたリンジー・ローハンと、オーストラリア版の舞台に登板するローズ・バーン(『ダメージ』)が、映画版に出演するかどうかにも注目したい。
2015年4月からプロダクションが開始するはずだった映画版は、7月より撮影スタートする模様だ。