過去と現在が交差しながら事件の謎が明かされるフラッシュバック・サスペンスドラマ『ダメージ』で、主人公エレン・パーソンズを演じたローズ・バーン。本シリーズ終了後は映画界での活躍が目立つ彼女が、母国オーストラリアで上演される『Speed-the-Plow』に出演決定し、舞台にカムバックすることがわかった。
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米BROADWAY.COMによると、劇作家デヴィッド・マメットによる『Speed-the-Plow』でローズが演じるのは、ハリウッドの映画会社の重役秘書カレン。映画プロデューサーのボビー・ゴウルドとチャーリー・フォックスは、成功間違いなしの作品に大物スターの出演が決まり、自分たちの大ブレイクを予感していた。しかし、くだらないとしか言いようのない大作映画の製作をやめるよう、カレンに説得されたボビーが心変わりしてしまう。こうしてチャーリーは、苦肉の策を取らざるを得ない状況になる…というストーリー。マメットのウィットに富んだユーモアが散りばめられた、スピーディーな展開の作品だ。
ローズは、2014年に舞台『You Can’t Take It With You』でブロードウェイデビューし、オーストラリアの舞台を踏むのは15年ぶりのこととなる。女優ケイト・ブランシェット(『ホビット』シリーズ)の夫で、脚本家・監督のアンドリュー・アプトンが演出を手掛ける『Speed-the-Plow』は、2016年にシドニー・シアターカンパニーにて上演される。ローズ以外のキャスティングや公演日程などの詳細は、決まり次第、追って発表される予定。