ブロードウェイで大ヒット中のミュージカル『Hamilton』でクリエイター&主演を務めるリン=マヌエル・ミランダが、実写版『メリー・ポピンズ』への出演を噂されていることがわかった。米BROADWAY.COMが報じている。
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『イントゥ・ザ・ウッズ』や『シカゴ』など、ミュージカル映画で定評のあるロブ・マーシャル監督がメガホンを取る実写版『メリー・ポピンズ』で、エミリー・ブラント(『イントゥ・ザ・ウッズ』)が主役メリーを演じる可能性があることは、本サイトでもお伝えした。
パメラ・L・トラヴァースの原作「風にのってきたメリー・ポピンズ」を映画化した『メリー・ポピンズ』は、魔法が使える家庭教師メリーとバンクス一家の交流が描かれる心温まるファンタジーだ。しかし実写版は、映画版をリメイクするのではなく、1934年から88年にかけて出版された10冊の「メリー・ポピンズ」シリーズがストーリーの下敷きとなるようだ。リンが出演することとなったら、どの役を演じることになりそうかなどの詳細は不明。
2008年にリンは、作詞作曲と主演を務めたミュージカル『イン・ザ・ハイツ』でブロードウェイデビュー。ミュージカル版『ブリング・イット・オン』でも作詞作曲を手掛け、歌って踊れて、作曲もできるマルチな才能の持ち主だ。スクリーンでは、ミュージカルドラマ『SMASH』や大人気コメディドラマ『ママと恋に落ちるまで』といった作品にゲスト出演しているものの、それほど日本での知名度は高くない。だが、『Hamilton』の大ヒットで各業界の重鎮が彼の才能に注目していることから、これから、スモール&ビッグ・スクリーンでお目に掛かることが増えそうな要注目俳優だ。
リンがクリエイターと主演を担う『Hamilton』は、リチャード・ロジャース・シアターにて絶賛上映中。