現在、ブロードウェイにて絶賛上演中で、今年度のトニー賞演劇作品賞にもノミネートされた舞台『Hand to God』。2016年1月に閉幕する本作がロンドンのウェストエンドへ舞台を移し、映画『ハリー・ポッター』シリーズで、ダドリー・ダーズリー役を演じたハリー・メリングが出演することが明らかとなった。
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『Hand to God』の舞台は、テキサス州サイプレスにあるキリスト教系の学校「クリスチャン・パペット・ミニストリー」。そこで学ぶ生徒たちは、聖書の教えに従うよう教えられているのだが、敬虔な生徒の一人が所有するパペットが突然喋るようになり、聖書の教えにあるまじきとんでもないことを口走るようになる…というコメディ作品だ。
米BROADWAY.COMによると、ハリーは主役のジェイソンを演じるとのことで、かなりポッチャリしていた『ハリー・ポッター』時代とは異なり、現在の彼は、かなり体重が落ちてスッキリ体型になっている。このほか、ローレンス・オリヴィエ賞受賞女優のジェイニー・ディーとニール・ピアソン(『ブリジット・ジョーンズの日記』)らの出演が決定しており、今のところ、ブロードウェイ版から続投するキャストはいない模様だ。
ブース・シアターで上演中のブロードウェイ版『Hand to God』は、2016年1月3日(日)に閉幕。ロンドン版は、ボードビル・シアターにて2月5日(金)よりプレビュー公演が始まり、2月15日(月)から開幕する本公演は、6月11日(土)まで上演される予定。