2014年に公開され15億円越えのヒットとなった映画『超高速!参勤交代』。その続編であり、現在、京都で撮影が行われている新作映画『超高速!参勤交代リターンズ』から、前作に引き続き主演を務める佐々木蔵之介がこの度、京都国際観光大使に任命され、2015年10月12日(月・祝)に松竹京都撮影所にて任命式が行われた。
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弱小の湯長谷藩が金も時間も人手もない中、藩主の内藤政醇を筆頭に精鋭6名で“とんでもない”知恵を使って見事、「参勤」を実現し、藩の取り潰しの危機を免れた前作。その続編となる今作では、行きの「参勤」でお金も体力も使い果たした政醇たち一行が、最後の力を振り絞り、帰りの「交代」で降りかかる数々の無理難題に挑む様を描く。
京都がロケ地となる作品に多数出演しているだけでなく、出演作が海外の国際映画祭でも上映されている京都市出身の俳優として、京都国際観光大使任命された佐々木は、「このたびは国際観光大使に任命いただき、本当に光栄に思っております。私は京都に生まれ京都に育ちました。鴨川で遊び、御所に蝉取りに行ったり野球しに行ったり。夏は祇園祭に行って宵山の夜店で遊び、そして大文字の五山の送り火を見て『やばい、夏休み終わる!』みたいな(笑)。『宿題どうするねん!』みたいな感じで育ってきました。京都の町、文化、食、そして人に育てていただきました。町中で時代劇が撮影できる、すぐにロケが出来る。こんな所は世界でもそうそう無いんじゃないか、と思っており、改めて京都の魅力を今、実感しています」とコメント。
また、前作に引き続き京都で撮影が行われていることについて、「前作を京都で撮影している時、俳優陣から電話がかかってきて『京都ではどの店に行ったらよいのか』ということをよく聞かれたんですね(笑) 僕も京都で育ったんですが仕事で東京に出るまでは、どのお店が美味しいかということはよく分かってなかったのですが、前回撮影時京都に2か月滞在した時は毎日違うお店に行っておりまして(笑)。それが結構大変だったんですが…また今回も新規開拓しています(笑)」と撮影中のエピソードを語った。
現在撮影中の今作については、「今回は金どころか、城までなくなる。それに前回の倍は走る。撮影は前より過酷。衣装の鉢巻き、たすきはドロドロです」と撮影の様子を明かした。
最後は「今作では観光大使として!改めて京都をPRしていこうと思っております」と抱負を語り、任命式を締めくくった。佐々木が主演する映画『超高速!参勤交代リターンズ』は、2016年公開。