『女体シェイクスピア』シリーズなど、同劇団代表でもあり、脚本・演出を手掛ける中屋敷法仁の独特な世界観を表現した作品が人気を博している柿喰う客の新作舞台『天邪鬼』が、2015年9月16日(水)から東京・下北沢 本多劇場を皮切りに兵庫、岐阜にて上演される。本作は、18か月ぶりの完全オリジナル新作公演であり、暗い時代をあざ笑う絶望系娯楽劇となっている。
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2016年で結成10周年を迎える柿喰う客は、演劇の虚構性を重視し、「圧倒的なフィクション」を創作する劇団。本作では、主演を玉置玲央が務める。玉置は、井上ひさし原案の舞台『戯作者銘々伝』ほか、様々な外部舞台に出演し、注目度バツグンの若手俳優だ。玉置がホームグラウンドである柿喰う客の舞台に出演する姿を楽しみにしてほしい。
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出演は、七味まゆ味、玉置玲央、深谷由梨香、永島敬三、大村わたる、葉丸あすか、中屋敷法仁。ここ最近、客演を多用する公演が多かった柿喰う客だが、本作は中屋敷含め久しぶりの劇団メンバー総出演となる。この点も注目したい。
舞台『天邪鬼』は、2015年9月16日(水)~9月23日(水)より下北沢 本多劇場にて、9月25日(金)~9月28日(月)兵庫・AI・HALL(伊丹市立演劇ホール)にて、9月30日(水)~10月1日(木)岐阜・大垣市スイトピアセンター 文化ホールにて上演される。