元サラリーマンが結成した劇団ラッパ屋の最新作『ポンコツ大学探険部』上演!

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演劇ビギナー、演劇マニア、OL、主婦、業界人、小市民など幅広い層へと広がり「おまぬけなコメディだがキュンときてズンとくる」と支持されている劇団ラッパ屋の最新作『ボンコツ大学探険部』が、2015年6月27日(土)から7月5日(日)まで、東京・紀伊國屋ホールにて上演される。

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劇団員や舞台役者と言えば、高校や大学卒業後にすぐに舞台の世界に入り、稽古に明け暮れる生活を送っているイメージだ。役者のほとんどは、生活費を稼ぐためにアルバイトをすることはあっても、企業に入社した経験はないのではないだろうか。劇団ラッパ屋は、そんな先入観を一蹴する。1984年の結成から30年以上が経った今でこそ、“生粋”の役者も所属しているが、立ち上げの時にはメンバーのほとんどがサラリーマンだった(現在も14名の団員のうち3名は現役サラリーマン)。そのためサラリーマン観客層を開拓することを目指して「大人が楽しめる芝居作り」を標榜し、サラリーマンの男性ファンを多く獲得するところから出発。現在ではサラリーマン男性のみならず幅広い層へと裾野が広がった。近作の動員数は約5000人。

脚本・演出を手がけるのは、博報堂の元コピーライターで劇団主宰の鈴木聡。結成以来の40本、そして41作目の最新作は、全て彼のオリジナル作品だ。現在、鈴木は演劇のほか映画、テレビドラマから新作落語まで幅広く執筆、喜劇作家として高い評価を受けている。出演はおかやまはじめ、三鴨絵里子、俵木藤汰、弘中麻紀、岩橋道子、福本伸一、松村武(カムカムミニキーナ)、ともさと衣 ほか。
ラッパ屋最新作『ポンコツ大学探険部』は2015年6月27日(土)から7月5日(日)まで、東京・紀伊國屋ホールにて上演。7月12日(日)には北九州芸術劇場中劇場でも上演される。

Photo:前作『ダチョウ課長の幸福とサバイバル』(2013)
撮影:木村洋一

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