ディズニー製作の実写版ミュージカル映画『美女と野獣』で、映画『ハリー・ポッター』シリーズのハーマイオニー役で知られるエマ・ワトソンが、ベル役に決定したことは以前当サイトでもお伝えしたとおり。一体、誰が野獣役を演じることになるのか憶測が飛び交っていたが、人気イケメン俳優ライアン・ゴスリング(『ドライブ』)の名が浮上していることがわかった。
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実写版は、1991年公開のアニメ映画『美女と野獣』を下敷きとした作品となり、アニメ版は、第64回アカデミー賞でアニメとして初の作品賞にノミネートされた名作だ。主役の心優しく美しい娘ベルは、父の代わりに野獣の姿をした男に家に幽閉されることになってしまう。最初は頑なに心を閉ざしていた野獣だが、ベルの優しさに触れるにつれて心を開くように…。こうして、二人の愛の力で奇跡が起こるというラブストーリーだ。
米The Tracking Boardによると、ディズニー側から正式なコメントや発表はないものの、野獣役候補のトップにライアンの名が挙がっており、すでにライアンは役をオファーされているとのこと。そして、『ハリー・ポッター』シリーズでシビル・トレローニー役を演じ、エマと共演したエマ・トンプソンが、ポット夫人役を演じるのでは? との噂も立っている。エマは、1992年に映画『ハワード・エンド』でアカデミー主演女優賞を獲得。翌年には『日の名残り』と『父への祈りを』で、アカデミー賞助演・主演女優賞にダブルノミネートされる快挙を果たした。さらに、95年には『いつか晴れた日に』でアカデミー賞脚色賞まで受賞し、演技だけに留まらない才能を発揮している。
ビル・コンドン監督(『ドリームガールズ』)がメガホンを取る実写版『美女と野獣』は、今年後半から撮影開始が予定されている。自身のFacebookページにて、ベル役を演じられる喜びを語っていたエマ。そんな彼女とライアン演じる美女と野獣カップルが実現するのか、今後の動向に注目したい。