さる10月8日(水)より、ユーミン×帝国劇場vol.2として『Yuming sings…あなたがいたから私がいた』が上演されている。今回、その新作舞台の制作現場に密着したドキュメンタリー『「ユーミン」の作り方~松任谷正隆の流儀~』が、10月18日(土)にWOWOWにて放送される。松任谷正隆がどのように“ユーミン”を作り上げていくのか、その過程に迫る。
稀代のサウンドメーカーであり、J-POPの代表的存在として知られる“ユーミン”こと松任谷由実。そして、彼女の音楽作品やコンサートなどに携わり、もはや“ユーミン”のすべてをプロデュースしているのがアレンジャーでプロデューサーの松任谷正隆だ。二人は誰もが一度は耳にしたことのある数々の名曲を生み出し、日本のポップスシーンを変えてきただけでなく、日本のライフスタイルや新しい世界観を提案し続けている。
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夏の終わり、台本の書き直しを重ね稽古に厳しいまなざしを向ける松任谷正隆がいた。選曲へのこだわり。そして脚本、役者、舞台美術、照明、映像、小道具ひとつひとつが“ユーミン”を作り上げる重要な要素であり、松任谷正隆は妥協しない。
新作舞台『あなたがいたから私がいた』は、“ユーミン”の楽曲と演劇が融合した新しいエンターテインメントショー。舞台は少しさかのぼって戦争という異常な時代に3人の幼なじみの青春と男女の友情が、ガラスの心と恐怖の影の美しいコントラストで描かれる。松任谷由実自身もストーリーテラーとして参加。舞台上で場面ごとの情景に最もふさわしいナンバーを歌いあげる。
松任谷由実とのW主演には比嘉愛未を抜擢。さらに福田沙紀、渡部豪太、石黒賢、藤真利子、入江加奈子、奥田達士ら豪華キャストとユーミンが歌う十数曲の生歌が掛け合わさり、観る者の想像力を無限に解き放つ。
2012年に第一弾が上演され、演劇と音楽が対等に共鳴し合う「コンサートでも、芝居でも、ミュージカルでもない」エンターテインメントとしての試みは、大きな反響を呼んだ。
松任谷正隆は、今回どのような“ユーミン”を魅せてくれるのか。舞台の幕が上がった時、松任谷流“ユーミン”の作り方の真髄が明らかになる。
WOWOWオリジナルドキュメンタリーノンフィクションW『「ユーミン」の作り方 ~松任谷正隆の流儀~』は、10月18日(土)13:00よりWOWOWプライムにて放送。