わらび座ロングラン公演!奇想天外ミュージカル『げんない』

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わらび座常設公演として、2014年4月より秋田県仙北市にあるわらび劇場にて奇想天外歌舞音曲『げんない-直武を育てた男』が上演されている。

『げんない』とは、江戸時代の博物学者・作家・画家・陶芸家・発明家で、あらゆる分野に才能を発揮した平賀源内のこと。
舞台は、江戸の中頃の江戸両国にある見世物小屋。高松が生んだ稀代の天才・平賀源内は世界でも珍しい電気発生器エレキテルを完成させたものの、生み出す火花は誰の役にも立たず…。書生・吉次郎、弟子の絵師・小田野直武とともに、エレキテルショウを始めて稼ぐことにした。かつて源内の語った夢に導かれて「解体新書」翻訳を成し遂げた蘭学者・杉田玄白は馬鹿げた見世物をやめるように説得するが、見果てぬ夢を追う源内の耳には届かない。そんな見世物小屋に吉原に売られた娘・お千世が逃げ込んでくる。吉次郎たちの自由奔放な生きざまに触れ、やがて自分も夢を見始める。だが時は江戸時代。庶民が夢見ることを許される時代ではなかった…。

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作・作詞・演出を務めるのは、劇団扉座主宰の横内謙介。劇団公演にとどまらず、作・演出の他、外部への作品提供など活動の場を広げている。出演は、三重野葵、鈴木裕樹、鈴木潤子、岩橋大、他。横内は「劇中に出てくる出来事のほとんどは、実際に源内の実践したこと。いろんなことをやりすぎて馬鹿だ詐欺師だとも誹られるけど、彼の周りで愉快な事がたくさん起こり多くの人たちが影響を受けて自らの才能を開花させました。歴史のお勉強じゃない、オモチャ箱をひっくり返したような油断ならぬ“奇想天外ショウ”をお届けします。フツーの舞台に仕上げたんじゃ源内先生に叱られます!」と語っている。

チケットには、観劇宿泊パックや食事と入浴も楽しめるお得な日帰り観劇セットも用意されている。奇想天外歌舞音曲『げんない-直武を育てた男』はわらび劇場にて現在上演中で、2015年1月3日(土)まで。

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